5月22日に散歩道の木の花をいくつか載せましたが、春に花を咲かせた木々に実がついてきています。木の花は目立たないものが多かったり雄花と雌花が分かれていたりしていて、葉や花だけでは図鑑で名前が分からない木もあったのですが、実がついて判明したものもあります。ナナカマドのようにもう色づいたのもありますけれど、これから熟してくると木立もにぎやかになりそうです。

 

 撮り溜めたので時間の経過で実の色などが変わっているのがあるかもしれません。

 

 北海道ではナナカマドは旭川市をはじめ34市町村で「市町村の木」に指定されています。それだけ馴染みのある木ということでしょう。山地に生えているほか公園に植えられたり街路樹にもなっています。私の散歩道沿いにもあちこちあります。

 食べると毒性があるのですが、冷凍・解凍すると毒がなくなるそうです。過熱してジャムにしても毒をとりのぞけけ、果実酒にもできるとのこと。疲労回復や貧血に効くとされていますが医学的には確かでないとのこと。

 

 

 シラカンバは北海道を連想させる木の一つかもしれません。深川市や帯広市など18市町村の木です。千歳市の木でもあります。果実は緑から淡い褐色になります。

 

 

ミズキの実は赤から秋黒く熟し、野鳥たちの重要な食糧になっているといいます。

 

シナノキと似ているのですが、オオバボダイジュと思われます。公園にあったり街路樹になっています。写真の木は散歩道沿いに立っています。

 

 

サワシバは谷沿いに生えることが多いカバノキ科の落葉樹です。実は熟すと褐色です。

 

 

ヤマモミジに似ていますが、オオモミジでしょうか。カエデ科は翼のある果実をつけるのが多いようです。

 

 

黒褐色のヤマグワの実がなってました。高いと所だったので手が届かなかったのですが、食べると甘いそうです。

 

 

街中を散歩した時に見つけた街路樹の実もあります。これはトチの実です。熟すと黄褐色になります。

 

 

藤が街路樹に絡んでいました。インゲンのような実がなっています。

 

 

 

今日の道内は雨となったところがほとんどです。千歳市では未明から降り続け、午後5時までの降雨量は49㍉です。

 道内で最も雨量が多いのは日高地方の新ひだか町三石で、午後6時までの24時間雨量は115.5㍉、次いで同地方・浦河町で111.5㍉です。一方宗谷地方・北見枝幸のように雨量を観測していないところもありました。

 

 気温の方は道内の28地点で最高気温が「最も暑い時期を上回る」ものでしたけれど、もっとも高かったのが宗谷地方・利尻町沓形の26.7℃です。千歳市は23℃で7月中旬で並み。雨だったのでむしろ涼しいくらいでした。

 

本州では栃木県佐野市の41℃を最高に6地点で40℃以上で、「危険な暑さ」の地点も続出したのと比べると道内は別世界の感じです。

 

気象台のホームページからお借りしました。関東以南の赤色が濃いです。