散歩道で出迎えてくれるのは野の花々とともに、木々の花々です。木の花は目立たないのが多く、木によってはよく見ないと花に気づかなことがあります。花同様名前の分からない木がほとんどですので、図鑑で調べたのですが、それでも特定できない木があります。秋になって実がなると分かるのがあるかもしれません。

 

 今の時期、すぐに目に入るのはナナカマドです。あちこちに生えています。秋には赤い実がなり紅葉しますので、春秋とも目立つ木と言っていいでしょう。材質は固く備長炭の代わりにもなるといいます。

 「ナナカマド」という名の由来はいくつかあるようで、まず「大変燃えにくく、7度竈(かまど)にくべても燃え残る」ということから付けられたという説が広く流布しているとのこと。また「7度または7日間竃で焼くと良質のになる」という説があります。「この材で作った食器は7世代も使えるほど強い」というのもあるそうです。

 

 

 

ホオのキもすぐに分かります。下駄の材料になります。高校生の頃歯が高い朴歯下駄を履いて学校へ行った思い出があります。歩きにくいのですが粋がっていたのです。

 

 

ミズキもありました。こけしなどの材料になるそうです。

 

 

イタヤカエデも小さな花をつけていました。

 

 

いわゆる花のイメージとは違って雄花と雌花が分かれているのも多いです。家の庭の庭の西洋グルミや散歩道のオニグルミなどがそうです。

 

西洋グルミです。小さい「花」が雌花です。

 

オニグルミ

 

シラカバもそうです。雌花は直立するそうですが写っていませんでした。

 

ヤチヤナギ(だと思われます)

 

ヤマブドウを見つけました。ナナカマドに絡みついていました。近くにはたくさんのヤマブドウが生えていました。秋になったら採りに行ってヤマブドウの果汁を作ってみたいですが、どなたかの土地でしょうね。

 

 

高い木に絡みつて背比べしているのでしょうか。

 

田植えが終わった田んぼで鴨が泳いでいました。

 

残雪の山が霞んでいました。余市岳でしょう。

 

無意根山と思われます。手前の低い山々は緑色になっています。