前回の記事でも書きましたが、弊社のアプリの累計がそろそろ100万DLいきそうでして
で、その中でも海外は30万DLほどいきまして。

それに向けて行ったことをまとめておこうと思います。


1.国別市場の大きさを知る。(訂正があります)


AppStoreに限った話ではなく、当たり前な話ですけども。。。

iTunesにて、海外のアプリランキングは簡単に見ることができます。
もちろんダウンロードして動作確認まではいきませんが。
※その国のアカウントが必要になるので。

大阪で働く社長のブログ

その中に入ると、AppStoreが利用できる国の一覧が見えるのですが、
大きく
・米国およびカナダ
・ヨーロッパ
・アフリカ、中東、インド
・アジア太平洋
・ラテンアメリカ、カリブ海地域
と分類分けされています。

で、さらに、そのグループ内のおいては、
右下にいくほど市場が大きいのではないかと想定しています。
※これは明確な情報を確認したわけではないのですが、DLの状況を見ているとほぼ間違いないのではないかと考えています。

これはアジア太平洋グループの一部ですが、

大阪で働く社長のブログ

これを見ていると、日本 > 中国 > 韓国 > ベトナム・・・
という順番になるかと考えています。

そうなってくると、日本以外でアジアを考える場合は
中国や韓国あたりを有効的に戦略することがいいのではないかと思ったりします。
※あくまでアジアで、アメリカはよけて考えています


コメントにてご指摘をいただきまして並びは単純にA-Z(アルファベット順)のようです。
申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます!
※ただ時々日本と中国の並びが逆転していたりするのは、一時的な表示バグとかかな。。

2.気になる国のアプリランキングをチェック。


これも当たり前っちゃ当たり前ですが。。。
各国のランキングを見えるで、どういったものが国によって流行ったりするのか
というのが比較的わかりやすいです。
※アイデアの参考にもなります。

弊社では合成カメラというアプリをリリースしているのですが
これを出すきっかけとなったのが、
韓国のカメラカテゴリ有料で一位が合成系のアプリだったからです。

実際に開発し、リリースしたところカメラカテゴリで7位までランクインしました。


3.下手くそでも、ローカライズ


特に英語だけでも。
日本のAppStoreでも変な日本語のアプリでも面白かったり機能性が高かったりすると
上位にランクインすることがあるように、
英語が苦手でも、なんとかローカライズしています。


先ほどの合成カメラについては、英語もそうですが、ハングルも用意しました。
せっかくその国のユーザーに目が止まったとしても日本語ではやはりアプリ名さえ
うまく伝わらない可能性の方が高いと思います。

英語もしくはその国の言語でできる限り表現することで
より身近に感じてもらい、DLもしてもらえるのではないかと考えています。

あと、日本国内限定的なアプリではない限りは、デフォルト言語は英語にしています。
もしその国の言語が用意されていなかったとしても
英語を表示されるので、取りこぼしも少なくなるのではないかと思われます。

おまけ。アプリの公開範囲について


アプリをどの国までリリースするかは
iTunes Connectの各アプリの
「Rights and Pricing」→文中の「specific stores」
で国を指定できます。逆にこれで全て未選択にすると、アプリを公開停止にすることが
できます。


ひとまず以上です。

言語の壁や文化を乗り越えるのはなかなか難しいですが、
市場が小さいところだとちょっとしたきっかけで上位にいってたりするので、面白かったりします。


********
メルマガ始めました。
よろしければご確認ください!といっても初回配信は3/1ですが。。
http://www.mag2.com/m/0001592756.html