まずは有料アプリ編ということで。

アプリについては価格設定ができますが、今は最安値で85円となります。
そして、1つのアプリに対してApple手数料分を差し引くとおおよそ60円の売上になります。

1667ダウンロード獲得すると、100,020円となり約10万となりますので、
仮に、1ヶ月30日とすると、55~56ダウンロード獲得すればいいということになります。

案外少ないと思われた方いらっしゃるかもしれません。でもこれがけっこう大変なんです。

やはり有料のアプリというのは、無料に対して圧倒的にダウンロードされにくく、
有料はデイリーダウンロードで全くされないということも多々あるようです。

ただ、やはり最安値で55~56DLですから、そこまで高くない目標ではないかなと思っています。
そこで、有料でもダウンロードしてもらうためにどうすればいいのか、弊社なりに行ってきた対策をまとめてみたいと思います。
※大層なこと書いてますが、有料アプリによる弊社の最高の売上は50万程度で限界でしたが。。


その1.レビューを獲得する
これはなかなか難しかったりするのですが、

アプリのダウンロード意向はスマホ利用開始後4ヶ月で急減
半年ほど前のデータになるのですが、こちらの調査によりますが、
ユーザーがダウンロードする選択基準の第三位に
「☆の数などのユーザーの評価が自分の中の基準を満たしていること」
とあります。

おおよそ43%ですから、ユーザーの半数近くがダウンロードするかどうかを決めている
ということになります。

では、どのようにレビューを獲得するべきかという所なんですが、
有料はただでさえダウンロード数が少ないので、中々レビューも集まりません。
(致命的なバグがあれば、あっという間にたまりますが。。

そこで、レビューを促す仕組みを入れたり、レビューするボタンを置いてみたりが
まずは有効かと思います。
そのあたりはこちらの弊社開発ブログをご参照ください。

[iPhone]今からアプリをリリースする人必見!レビューへ誘導させるOSS「Appirater」

[iPhone][開発]アプリからAppStoreを開く方法


その2.思い切って時には無料にする

いわゆるユーザー数の獲得の常套手段としていわれるセールです。

セールを使うと、Twitterのbotや紹介サイトが比較的高確率で自動的に取り上げてくれます。
先にも紹介しました
アプリのダウンロード意向はスマホ利用開始後4ヶ月で急減
のサイトによりますと、ユーザーのダウンロード選択基準では第一位になっており
85%の人が無料であることを重視しています。



そうして、ユーザー数が増えると、レビューを獲得するというのにもつながりますし
知名度もあがります。有料に戻した際も、その知名度からダウンロードしてくれる方も増えてくると考えられます。

その3.知人の協力も借りる
なんじゃそりゃという話かもしれませんが、けっこう重要な要素ではないかと考えています。
有料アプリは何度も申し上げておりますが、ダウンロードが無料に比べるとかなりされにくいです。それはどういうことかといいますと、
ダウンロード数がある程度少なくてもカテゴリランキング上位に入る可能性があるということなんです


なので、何百人という知人にお願いしろというわけではなく、十数人、数十人でも効果はあると考えられます。また、ランキング上位に入る事がなぜ重要かといいますと
またまた、こちらのサイトになりますが、
アプリのダウンロード意向はスマホ利用開始後4ヶ月で急減
ユーザーの選択基準第4位に入っています。

またランキング上位に入れば必然的にユーザーの目に止まりやすくなり
ダウンロード向上につながります。

その4.レビューサイトへの掲載依頼


こちらも当たり前かもしれませんが、導線を広げるという意味では必須ではないでしょうか。
(ユーザーの選択基準第9位とやや低めですが、
少し前に作成されたページですが、まだまだ十分使えると思います。
iPhoneアプリが完成したら、宣伝すべきサイトのまとめ

その5.有料金額内で価格調整ができるようにする

あまりにシンプルなアプリに対して、170円などを設定するのはよくないと思いますが
自信作でしたら、170円などの価格を付けてもらい、時には半額セールなどを行い
うまく価格調整する事もダウンロード数向上に繋がる部分があるかと思います。

無料セールほどの効果はないにしろ、効果はあります。


以上5つです。

広告編も出来ればと思います。折りをみて。。


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前回の記事でも書きましたが、弊社のアプリの累計がそろそろ100万DLいきそうでして
で、その中でも海外は30万DLほどいきまして。

それに向けて行ったことをまとめておこうと思います。


1.国別市場の大きさを知る。(訂正があります)


AppStoreに限った話ではなく、当たり前な話ですけども。。。

iTunesにて、海外のアプリランキングは簡単に見ることができます。
もちろんダウンロードして動作確認まではいきませんが。
※その国のアカウントが必要になるので。

大阪で働く社長のブログ

その中に入ると、AppStoreが利用できる国の一覧が見えるのですが、
大きく
・米国およびカナダ
・ヨーロッパ
・アフリカ、中東、インド
・アジア太平洋
・ラテンアメリカ、カリブ海地域
と分類分けされています。

で、さらに、そのグループ内のおいては、
右下にいくほど市場が大きいのではないかと想定しています。
※これは明確な情報を確認したわけではないのですが、DLの状況を見ているとほぼ間違いないのではないかと考えています。

これはアジア太平洋グループの一部ですが、

大阪で働く社長のブログ

これを見ていると、日本 > 中国 > 韓国 > ベトナム・・・
という順番になるかと考えています。

そうなってくると、日本以外でアジアを考える場合は
中国や韓国あたりを有効的に戦略することがいいのではないかと思ったりします。
※あくまでアジアで、アメリカはよけて考えています


コメントにてご指摘をいただきまして並びは単純にA-Z(アルファベット順)のようです。
申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます!
※ただ時々日本と中国の並びが逆転していたりするのは、一時的な表示バグとかかな。。

2.気になる国のアプリランキングをチェック。


これも当たり前っちゃ当たり前ですが。。。
各国のランキングを見えるで、どういったものが国によって流行ったりするのか
というのが比較的わかりやすいです。
※アイデアの参考にもなります。

弊社では合成カメラというアプリをリリースしているのですが
これを出すきっかけとなったのが、
韓国のカメラカテゴリ有料で一位が合成系のアプリだったからです。

実際に開発し、リリースしたところカメラカテゴリで7位までランクインしました。


3.下手くそでも、ローカライズ


特に英語だけでも。
日本のAppStoreでも変な日本語のアプリでも面白かったり機能性が高かったりすると
上位にランクインすることがあるように、
英語が苦手でも、なんとかローカライズしています。


先ほどの合成カメラについては、英語もそうですが、ハングルも用意しました。
せっかくその国のユーザーに目が止まったとしても日本語ではやはりアプリ名さえ
うまく伝わらない可能性の方が高いと思います。

英語もしくはその国の言語でできる限り表現することで
より身近に感じてもらい、DLもしてもらえるのではないかと考えています。

あと、日本国内限定的なアプリではない限りは、デフォルト言語は英語にしています。
もしその国の言語が用意されていなかったとしても
英語を表示されるので、取りこぼしも少なくなるのではないかと思われます。

おまけ。アプリの公開範囲について


アプリをどの国までリリースするかは
iTunes Connectの各アプリの
「Rights and Pricing」→文中の「specific stores」
で国を指定できます。逆にこれで全て未選択にすると、アプリを公開停止にすることが
できます。


ひとまず以上です。

言語の壁や文化を乗り越えるのはなかなか難しいですが、
市場が小さいところだとちょっとしたきっかけで上位にいってたりするので、面白かったりします。


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AppStoreでいくつかアプリを公開させていただいていますが
累計ダウンロード数が100万ダウンロードに達しようとしています。

ただ今回はこの事を書きたかった訳ではなく。

今だいたい95万DLくらいなんですが
そのうち海外が30万DLくらいなんです。

この数字に少し驚きました。
海外で30万もダウンロードされたんだなぁと思うと


AppStoreという市場の面白さかもしれません。

海外に向けて私が行った戦略などもお伝え出来ればと考えています。