今年は試したことが大失敗だったり、蛹化不全が多かったりで、ダメな年でした・・・
まぁ、1ボトル目から、MT160を使用した、初年度でしたしね。
なんせ、MT160の使い手の師匠や兄弟子は、西日本在住ですからね。
教えてもらった通りに使用しても、気候帯が、北海道は違うせいか、同じように
オガが変化しません。極端に言うと、三度食いをしたかどうかがが、解らないです。
まぁ、師匠のアドバイスも有って、だいぶんマシにはなって来ました。
北海道は、本州に比べて湿度が1年を通して低く(特に冬)、かつ、ワインクーラーの中で管理していますので・・・・・
まだ良く解りませんが、北海道の気密性の高い部屋の中で、MT160の使用を
考えている方、蓋は通気性の悪い物をお勧め致します。(かぶせ蓋が良いようです。)
さて、飼育専用部屋を持たない私は、1産地、15頭~20頭くらいの幼虫を飼育するのが
やっとです。
そのため、オスは、殆ど1桁しか蛹迄持って行けません。ヘボな上に分母が少ないので、
当然大型の蛹は少ないです。
よく、ネットの記事や動画で、50gの3令幼虫・・・なんて見かけますが、我が家では40gに
なれば、超大型です。(笑)
その40gの幼虫、同じ体重で、1産地ずつ4頭出ました。(1本目の交換時です。)
私はせっかちなので、初令で菌糸に投入してしまいます。投入時期は、皆おおよそ
同じ時期、昨年の4~5月です。
で、2本目交換時体重は、全て同じジャスト40g。これまた、ほぼ同時期、今年の7月末~
8月中旬に蛹化しました。
結果は、
メグマです。メグマは本当に大きくするのが難しい・・・・
次はガントク。こいつだけは、菌糸で暴れ始めたので、マットに移して蛹化させました。
なので、汚れています。
カリンポンです。
最後はサディア。(こやつは、余程頭が悪いのか、キャニスターの中で、短い方の
面に平行に蛹室を作り、蛹化時に左が容器に当たったようです。アゴずれは、アロンアルファで補正しましたよ。この後。笑)
ほぼ同時期に同じ幼虫体重の個体が、こうなりました。(もちろん、蛹化容器の中で
どう体重が増減したかは、知りえる所では無いですが。)
でも、縮みが少ないもの、大きいもの、有りますねぇ・・・・
この辺が、血統と呼ばれる物なのかな・・・・などと、一人思いました。
添加剤技術とか、微妙な温度管理とか、技術が有る訳でも無い、私のような一趣味人が、
少しでも大型個体を出そうとするなら、やっぱり、大型の血筋に当たらないとダメでしょうね。
ああ、でも、私は体長第一主義者では無いですよ。(笑)やたらに内歯の上が長く間延びした、
特大サイズは、欲しいとは思わないです。(タダでくださるなら、もちろんもらいます。で、即転売します。笑 お金になりますからね。笑)
やっぱり、私にとってアンテは、パッと見た時の雰囲気ですね。笑。で、欲しい!!と、
思ったのが良いアンテです。
でもね、私、スーパースタービートルクラブってHP、穴が開くほど見ましたが、アンタエウスって、85㎜界隈のサイズが一番カッコ良いと思います。バランス的に。(ヒマラヤ系の事を
言ってます。)マレーやインドシナはまた別です。
だから、せめて高望みはせずに、太い80㎜オーバーは出したいですね。笑