インドアンタエウス、メグマ。課題は、メグマなら何でも良いと言う訳ではなく、往年の01血統

の全盛期(F5)の特徴を持った成虫を、いかに多く残せるか。これが、課題です。

私が思うに、3つの課題をクリアした成虫を出して、累代を固定したいと言うのが、

私の目的です。

1、湾曲の強い大あご。 2、腹部が成熟しても赤い。3、全体のバランス。

最後の課題は、漠然としていますが・・・笑

 

もう、既にサイズの大きさと言う課題が残されただけの、F血統は居ますが、これも、

今いる幼虫でCBF4です。

加えて、オリジナルのCBも作らなくては、面白みが有りません。

今期最後のインドアンタエウス メグマ、01血統のCBF1♂と、01血統インライン♀

F9からの成虫が3日前に羽化しました。

惜しくも、上翅が最初は閉じていましたが、腹部が納まってくると、少し開きました。

お腹が完全にへこむともう少し閉じるかも知れません。

腹部が蛹の時から大きかったので残念です。上翅にしわが有るので、軽い

蛹化不全なのかも知れません。(黒い体液の排出は無かったので、機能不全は

無いと思います。

でも、このラインは、予想外で、良型(私の好みですが・・・)が出ます。

 

このラインの一番お気に入り♂と、saho_cafeさんの01血統のインライン♂を、

全て、これから羽化してくるであろう、お腹の赤いメグマのメスと、掛け合わせようと思っています。

プラス、F-メグマのインライン。この3ラインを残そうと思います。

まぁ、思った通りに行くか否かは解りませんが・・・早くても来年夏以降の事です。

欲しい産地は沢山有りますが、低温飼育からは離れたくないので。

ワインセラーのキャパの許す限り、10頭づつもいたら良いです。

今年の残りは、マレー、ゲンティンハイランドWF1

数は少ないですが、蛹化して来ています。兄弟子が、ワイルドは3世代は続けなさい。

と、言っていますので、これも細々と・・・笑

 

アンテは個体差が大きいので、幅が広い上に、奥が深いと思います。

でかけりゃ良いわけでもないので・・・

特にマレーなんかは、30年以上もアンテをやられている師匠でさえ、まだ、

ベストなブリード法を模索し続けていますから。

とにかく、2022年の羽化は、間もなく終了です。笑