今朝の一冊は、山中伸弥・羽生善治の対談本「人間の未来 AIの未来」と言う事で、かのノーベル賞博士と名人棋士のもの。
其々の分野のトップがA Iについてどんな考えを持っているか?を語っております。
その前に、IPS細胞について少し。
この山中博士の専門分野「IPS細胞」は、別名「万能細胞」とも呼ばれ、何にでもなれる細胞。

現在は、どこまで研究が進んでいるかと言うとノーベル賞を受賞した時は、まだ動物実験の段階でしたが、現在は、臨床試験ができるまでになっている。
山中博士は現状を趣味のマラソンに例えて⚫️「フルマラソンを走るとして、10キロ走ったらかなり走ったと感じる。しかし、本当にシンドイのはこれからの30キロ」と。

IPS細胞は⚫️「IPS細胞を用いて、ブタなど動物の体内で人間の臓器を作ることは可能。それが実現すれば、臓器提供不足が解消できる」。

今までは⚫️「遺伝についてよくわかってなかった」。つまり、受精により人間が生成していくにあたって、細胞については各臓器別に全て決まっていて、足、頭、心臓、皮膚などそれぞれに生育していくものだと思われていたわけ。

それが、実は、どの細胞にも全ての遺伝子情報があるようだと概念が覆った。

IPS細胞の凄いところは、極めてニュートラルに初期化出来て違う細胞?に変化出来ること(山中先生違ってたらすいません)。

様々な臨床実験も、様々なテクノロジーにより進む速度も速くなって来ている。

学者間ですら10年前くらいに笑い飛ばされて来た技術開発も、現在実現されて来たのだと。

さて、これからは羽生名人の将棋とAIの話を少し。
昨今の若手棋士の台頭は間違いなく将棋ソフトの進化にある。
⚫️「前年に開発した最先端ソフトが翌年に五合目まで下がっている」。更に⚫️「ついにソフトが強すぎて誰も買わなくなった」。

ネット環境についても⚫️「地方の棋士が若くして、山程対局してから都会にくる」ケースが増えているのだと言う。

更に⚫️「将棋AIについてはその場その場で、最適な手を打つのが主流。局面に流れが無いから美しくない。しかし、その流れすら教え込む開発も進められている」のだと。

脅威的進化を見せるAI。

この、2人の天才は、この来るべきAI時代をどう読み解くのか?
ワクワクするね。
明日もまた、続きをやります。