おはようございます。
更新も10日ぶり、もうそんなになりますか。
「RISK」リスクにあなたは騙される。
続けましょう。

⚫️「未来に目を凝らし、事態がぞっとするほど悪くなるあらゆる可能性を想像する事は、知識人の頭脳ゲームのようになっている」
 たしかにそう。しかし、著者は言う…
⚫️「知識人のなかで、野心を持つものは自らの暗い想像をベストセラーに仕立て上げる。しかし、そうした陰気な空想家が未来の事を考えるのを控え、過去のことをもっと考えればいつの時代も事態が悪くなる事に気づくはずだ」と。

⚫️「いつの時代も「この世の終わりだと叫ぶ人間がいた。そして、そのように叫ぶ人間のほぼ全員が、童謡に出てくる3匹の盲目のハツカネズミ程も未来を予見する能力を持ってない」と。

以前、某ユ○クロの知的ブレーンの話を聞いた事がある。彼は、未来予測的な本を見つけては、現在と照らし併せて見るのが趣味とかで「まぁ・・つゆほども当たってないねー」と。

人は、リスクが好きである。
それが証拠に、不安を煽るマスコミやら人やらの話が実に好きで、その情報を得てひけらかすことであたかも世の勝ち組に入ったかのような顔をしている。
冷静に考えてみよう。
対価を払い、自己防衛と人類の未来のためという実態の無い大義名分に時間と費用をかけてなんの得があるのだろう?

データを集め解析し、様々な角度からキチンと検証しないと、世の中の様々なトラップに引っかかり放題になる。

現代は、間違いなく過去最高の快適な時代である。
しかし、人の思いはどうだろう?
不満だらけでは、ないか?
様々なプロパガンダに脳を操作されていないか?

快適さを言ったら「エアコン」や「スマホ」や「電子レンジ」のない時代に戻りたい人はいないだろう。
不便さを煽る情報操作。
そして、人間は「環境によって変体が可能」という特性を持っている。
先に述べた文明の利器がなかった時も人はそれなりに快適に過ごして来た。

さて、そんな現在。
リスクとどう向き合っていけばいいのか?

続きます。

こんな本を手に取った。
ダン・ガードナー著「RISK」。

まず、さっと目通ししてみる。

なるほど…人々は、恐怖に恐怖している。
しかし、その多くは、根拠の薄いものである事が多いと。

人々は、情報操作と言う檻の中で、味わう事がなくてもいい恐怖に慄いている。
いや、恐怖が何処かにないとそれはそれで、恐怖なのかもしれない。

人は、得たものはいつか手放さなければいけない。
そう言う事に、多くの恐怖を抱いている。

本当のリスクはどこにあるのか?
この本は、マスコミが絶対に取り上げない真のリスクについて書かれている。

さぁ、本当のリスクはなんなのか?
今週末は、この本と共に過ごしてみよう。

しばらく間が空いてしまいました。
すみません。

今回で、この本は終了です。
見城氏、藤田氏ともお付き合いの「カラオケ」に関して否定的である。
お二方とも「時間の有効利用の阻害要因」と切って捨てている。

勿論 時間は、何に使おうと自由だが、確かにカラオケが生産的とは言い難い。

 時間の有効活用方については、僕個人もやはり無駄な事はなるだけ避けたい。
先日のセミナーも出席を提出し、要点だけ把握したら中座した。
そのおかげで、1.5日分の業務をこなす事が出来た。 
ただ、その無駄も経験しないと時間の有効性はわからないものなのだ。
「あ、外したな!」と言う事は、肌感覚でキッチリ覚えておかないといけない。

⚫️「良薬になるな劇薬になれ」。
香水を極めると最後はどう「悪臭」を入れ込むかにたどり着くらしい。
確かに、感じのいいだけの人が何かを成し得た話はあまり聞かない。

⚫️「顰蹙は金で買ってでもしろ」
いわゆる「ジャイアントキリング」は、通り一辺倒なことでは成し得ない。
相手の弱点を自分の長所で攻める事。
ここにくだらないプライドを持ち込んではいけないと言うことか?
私事だが、先日ご新規さんを得た。
何度行ってもダメだったが、初訪問から2年経ち最後はしぶとさに根負けしたようだ。
「プロならプライドを捨てろ!」これはタモリさんの言葉だが、僕はこんな言葉にも支えてられている。

⚫️「勝者には何もやるな」。
見城氏が自分に向けて戒めている事。
氏は、何かを成し得ても自分に対する褒美はやらないそう。
これは、真似してできるものではないが、彼は「次への挑戦権こそが褒美」のようなもの。と言っている語調である。
ただし、別の章で「褒美は、ワインと飯」と書いてあったので、少しホッとした。

【まとめ】
まとめることがおこがましいような良書。
今年の前半に読んだ本の中でも、実に素晴らしい内容であった。
「憂鬱でなければ仕事じゃない」の憂鬱は、越えれば希望が待っているのだ。

お二方とも、戦う為に週6日の体のトレーニングを欠かさないとかで、サボり気味だった僕も今日から実践します。

以上「憂鬱でなければ、仕事でない」読了。
おはようございます。
「憂鬱でなければ仕事じゃない」をつづけます。
これ、ほんと、つくづくいい本ですなぁ。

今朝開いたページ、いきなり見城氏はこんな事を仰ってます。
⚫️「自己顕示欲と自己嫌悪は双子の兄弟」
この内在された相矛盾する二つの事が、人間の幅を作り、いい作品を生むというような事を書いてます。
このフレーズ、凄く素敵。
「自己顕示欲」だけだと、ただの痛い奴ですもんね。
この行ったり来たりの葛藤の振り幅が生み出す作品は、もう・・物凄いわけ!

自己顕示欲については経営者の視点で藤田氏もこんな事を言っている。
⚫️「経営者は、自己顕示欲の塊のように思われてます。しかし、実際に会社を始めると、組織

を引っ張ってゆくには、自己顕示欲は時として邪魔になる」と。

今回のサッカーワールドカップ、西野ジャパンが急遽すったもんだの果てに船出をしたのは記憶に新しいですよね。
 しかし、ここまでは、三戦全敗の下馬評を覆す活躍をしています。
 では、西野さんは、何をしてるか、僕が見るにプライドも拘りも捨てて、ひたすら選手が良いパフォーマンスが出来るように配慮をしている気がするのです。
 勿論、他の監督もそうだろうが、解任されたH氏しかり歴代の日本の他の監督からは、少し自我が見え隠れするのだ。

 成功の影にもにも自我を抑える「憂鬱」さが潜んでいるのだと思います。

この本の話、続きます。
おはようございます。
今朝は2011年発刊の「憂鬱でなければ、仕事じゃない」というタイトルの幻冬社・見城徹氏とサイバー・エージェントの藤田晋氏の共著本。
結構前に出た本で、かなり話題になりましたのでご存知の方も多いと思います。

さて、僕…ホラー映画が大嫌いでして。

理由は、なぜ、好き好んでわざわざお金を払って怖い思いをしなければいけないのか?という事なんですな。

この「憂鬱でなければ」を読むにあたり、「わざわざ自ら憂鬱な思いをしなくてもいいんじゃね?」と言う事で、あまり積極的ではなかったんですが、この度ちよいと手に取って見ました。

⚫️「神は細部に宿る」
実は。この「細部」が憂鬱の原因のようです。
僕も仕事柄、営業をしますが、憂鬱の原因は全て大概小さな事。
しかし、その小さな事を守るか反故にするかで、後々の成否が決まって来るのではないだろうか?

というようなニュアンスです。

これは、そうですね。
ほんと、そう思います。
僕自身、反故にしたことも、された事もありますし。
ですが、この小さな約束を守っているお客様とは、今も良好な関係を保っていますね。

何か「憂鬱さは、成否の分水嶺」とも思えて参りました。

と言う事で、食わず嫌いだったこの本少し掘って見ましょう。
では、また後ほど。