Antonio Vivaldi の《四季》より「冬」。
Soyoung Yoon が Sinfonietta Cracovia とともに奏でるこの映像を、
YouTubeの音声出力をPCMに設定し、オーディオでじっくり聴いていると、
つい時間を忘れてしまいます。
バイオリンの弓が弦に触れる瞬間の細やかなタッチまで伝わり、
その音に寄り添うように、Soyoung Yoon のなんとも愛らしい佇まいが重なる。
気づけば、ただ聴き惚れている自分がいる。
ヴィヴァルディが描いた「冬」の冷たさと温かさが同居するこの表現は、
やはり彼の感性のすごさなのだと思う。
シベリウスの「冬」とはまったく違うのに、
どちらも甲乙つけがたい深さがある。
氷のきらめきと、そこに灯る人の息づかい。
その境界線を、Soyoung Yoon の音がそっと照らしてくれる。
そんなひとときでした。