今の時代を見ていると趣味とか嗜好は自分で好きなものを選べる時代になったと感じる。

 

何故、そう感じるのかと言うと、例えばアイドル業界を例に挙げる。今から10年前に人気のアイドルと言えば、48グループ一択でAKB48の神7はガチ勢でない人でもメンバーの名前と顔は一致するくらいに世間からの市民権を得ていた。(ももクロなど人気のグループもいたが世間はAKBが圧倒的だった)

 

しかし、今の時代を見ているとどうだろうか?

 

2010年代中盤以降恐らく1番売れているだろう坂道に続き、BiSHをはじめとするWACK所属のアイドル、指原莉乃プロデュースの=LOVE♡、ハロプロなど10年前と比べて人気上位のグループに集中しない傾向にあるように感じる。インターネット普及のおかげで10年前では日の目を浴びなかっただろうアイドルグループが浴びるような時代になったのである。これによって、自分の嗜好にあったアイドルグループを見つければ推せるだろうし、本当に良い時代になったと感じる。

 

これは、バラエティにも同じ事が言えて、ダウンタウンと言えば、誰もや知るほど有名なお笑いコンビである。しかし、ダウンタウンが人気になった当時はインターネットは普及しておらず、みんなテレビを見る時代であった。テレビを見る位にしか選択肢がなかったからこそダウンタウンは知名度を上げれたと思う。(今仮にM-1で優勝しても20年後30年後ダウンタウンほどにはならない)実際に、金属バットという芸人が有名ではあるが、自分自身あんまりネタをみたことがないからよく分からない。Youtubeに関して言えば、女友達の子が「ばんばんざい」めっちゃ見てると言われても、自分自身は殆ど見たことがないし、名前位しか知らなかった。(実際見てチャンネル登録者数が思ったより多くてびっくりした)

 

こういったように、10年程前自分が小学生の時のように「嵐が出たMステ見た」みたいな会話ができなくなりつつある。(みんながみんな違うコンテンツを見ているから。)

今後もこういった時代が続き、SNSでそこそこ有名な人と実際に会うなどといったイベントとか行われるのではないのか?と予想している。