大気に酸素を供給しているのはなんだろう?
アマゾンのジャングル?
それはない。ジャングルは植物の塊だ。
成長する時は二酸化炭素を吸収し、酸素を出す。
しかし、朽ちる時は、酸素を使い二酸化炭素となる。
ジャングルでは同時に起こる。
太陽光パネル?これもダメだ。価格はほぼ、それまでに使われた石油、石炭に依存する。
資源を採掘にも輸送にも、その機械を作るにも元は石油や石炭。原子力?これも建設、廃棄は石油•石炭。つまり、価格は使われた石油•石炭によって決まる。太陽光パネルは高い。火力発電の方が安い。
話を戻すと、大気に酸素を供給するのは海と考えられる。
海の藻類は光合成で育つ。朽ちる時、一部は二酸化炭素を出すが、深海に沈み泥に紛れる物もある。魚などの餌になるものもあるが、一部だと考えられる。二酸化炭素になっても酸素より水に溶けやすい。海水のカルシウムなどと結びつけば、沈澱する。つまり、発生した二酸化炭素の全て、大気に向かわない。
大洋で藻類を広く育てれば二酸化炭素が減る。一部でなく、全体で藻類を増やすには、藻類の肥料となる窒素化合物を海流に放り込めば良い。
藻類が増えれば、魚も増える。魚も炭素の塊だ。空気中の二酸化炭素の減少には貢献する。