日蓮大聖人は「久遠自受用報身の本迹 男は本、女は迹、知り難き勝劣なり。能く能く伝流口決すべき者なり」百六箇抄1694
意味はよくわからないが…。
自然界には陰陽の二法がある。男は陽で積極・能動、女は陰で消極・受動とされる。つまり、男は種与え、女は受胎・育成する。
このことを「男は本、女は迹」とされている。男女の尊卑を量るものではない。
天皇の父系と話がずれているようにも思うが、
竹田恒泰氏によれば、
ひいおばあちゃんの誕生日に親戚一同が集まると、
父系の男達は同じような顔をしているそうだ。
母系の男達はばらばらだそうだ。
Y遺伝子が確実につながっていることがわかるそうだ。
Y遺伝子を知らない古代人も血統が父系につながれている不思議を感じたのかもしれない。
天皇家が、平家や徳川家に取って代わられることがなかったのも、父系だったことも一因だろう。
母系であれば、顔立ちの遺伝を感じられず、確かに血縁がつながっているとの実感はすくない。
つまり、種が曖昧になっている。
明治になり、十七条憲法の二条(篤く三宝を敬え)に違背したためか、百五十年で父系が絶えそうだ。