成仏の相を示すから顕正会は正しい?

成仏の相を示すから顕正会は正しい?

成仏の相とは？

「善人は設ひ七尺八尺の女人なれども色黒き者なれども、臨終に色変じて白色となる。又軽き事鵞毛の如し、軟らかなる事兜羅綿の如し」千日尼御前御返事1290

と顕正会では考えているようだ。

しかし日寛上人は

「他宗謗法の行者は縦ひ善相有りとも地獄に墜つ可き事」（臨終用心抄）
 

上の千日尼御前御返事では「善人」とされていて、成仏とはされていない。

御書では「色白き」は基本的には四聖及び天界とされている。
「天台云はく「白々は天に譬ふ」と。大論に云はく「赤白端正なる者は天上を得る」云云。天台大師御臨終の記に云はく「色白し」と。玄奘三蔵御臨終を記して云はく「色白し」と。」妙法尼御前御返事1482
天台宗に帰伏していない玄奘三蔵は「色白き」とある。

基本的には天上界以上が「色白き」と読める。

「色白き」は好ましいが、成仏とは断定できない。