日蓮宗は、二箇相承書(身延相承書・池上相承書)は偽書としているようだ。
http://www.homyou.hello-work.jp/ron57.html
宗史はあまり詳しくないので、詳しくは説明できないが、
明らかな事実は、日蓮大聖人の住まわれていた身延山久遠寺に日興上人が晋山されたという事実がある。
これに難癖をつける人もいるようだが、
日向が数年後、身延山に登山し、日興上人より学頭にされた事や、
波木井氏の不法によって、離山された事実や
波木井氏が帰ってきてほしいと懇願した事が書簡として残っている。
これらを考えると相承の事実があったと考える方が普通だろう。
また、日蓮大聖人の御入滅の前に相承書は書けなかったとする根拠は推測でしかない。
二十六世日寛上人は御遷化の前日に、お別れのご挨拶にいろいろな坊に出向かれている。
事前に予告されていた通り、そばを召し上がって御遷化されている。
日蓮大聖人にそれだけの気力がなかったとするのは、迷える凡夫の戯れ言にすぎない。