サンスクリット語法華経の最古はかなり新しい? | kitani1のブログ

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サンスクリット語とは古代インド語とされているようだ。

法華経が初めて翻訳されたのは竺法護のもので286年とされる。

鳩摩羅什のものは406年である。

 

サンスクリット語のものとして、文献として残っているのは、5世紀とされていた。

しかし、最新の研究では9世紀あるいは10世紀とされる。

 

チベット語のものは7世紀あるいは8世紀だとされる。

 

つまり、現存するともっとも古い法華経は、漢訳の法華経となる。

(漢訳→チベット語→サンスクリット語)

 

現存のサンスクリット語の法華経が原典とする根拠は少ないと言えそうだ。

 

追記

コメントを見ると、意図してか、前提を間違っているのか、誤解があるようなので追記すると、

鳩摩羅什はサンスクリット語から漢訳した。

しかし、原本は見つかっていない。

現在、残されているサンスクリット語版は、9世紀に書写されたものである。

これこそ漢訳された原本というサンスクリット語版は、ないとしている。