こんにちは、キャンパスナビゲーター2年のくらっちです!
北里アクアリウムラボの取材ブログもいよいよ第3弾!
第3弾はなるほど!と思った工夫や豆知識について紹介していきます!
・水槽、機材について
Q、水槽の水はどのくらい換えているのですか?
A、水換えは、水質に敏感な生物がいる水槽では多く行いますが、比較的水槽内を汚さない生物がいる水槽ではそこまで多く行っていません。周期としては多くて毎日、一番頻度が低いもので週一で換水しています!一度に換える水の量は4〜40リットルと水槽の大きさによってさまざまです。
・深海水槽について
Q、そもそも深海ってどのくらいの深さなのですか?
A、水深200メートルから下をすべて深海といいます。結構浅いなと思う人もいるかもしれないけど、実はこの深さになるとかなり暗くなります!
Q、どうして深海の生き物は赤いものが多いのですか?
A、水の中に入れる光の波長は決まっていて、波長が短いほどより深くまで光が届きます。そのため、深海では光の波長が短い青い光による景色が広がり、赤は光の波長が長く深海ではほとんど届かない光のため、赤色の生き物は深海で目立たない存在なんです!
Q、深海の生物を展示するにあたってどんな工夫をしているのですか?
A、クーラーを使用して水温を13℃まで下げています。また、深海にはない強い光は深海の生物にとっては悪影響のため、赤い光のみを使用して展示しています。
↓深海水槽の様子
・クラゲについて
Q、新種のクラゲを育てているって本当ですか?
A、本当です!北里アクアリウムラボの先生である三宅先生が、深海の調査中に拾った空き缶についていたポリプ(クラゲの赤ちゃん)を持って帰って育ててみたら、新種でした!
現在は展示を終了しています。
Q、クラゲの水槽ではどのような紹介文がありますか?
A、クラゲの生活環などを絵や図を交えながら紹介しています!
・外来種について
Q、外来種を育てるにあたって、気をつけていることがありますか?
A、外来種を飼育する上できちんと許可を取らないといけないので、許可を取ったうえで飼育しています。
見学を通して、いろいろな豆知識を得ることができました!
このほかにも北里アクアリウムラボには様々な魚の豆知識についてたくさんの掲示物がありました!
ぜひ一度北里アクアリウムラボに足を運んでみてください!
最後まで読んで頂きありがとうございました!!