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野心

こう言ってはならないのだろうけど、申し訳ないがあえて言わせてもらえば、昨日のサンフレッチェに勝てなかった仙台は本当にヤバいと思ったのです。
こちらが勝てなかったのは、当たり前で、J1というリーグのレベルを考えてもサンフレッチェの調子が悪かった訳ではなく、仙台の状態がよろしくなかった、ということからスコアレスドローという結果になったと思います。

しかし、後半の上手くいかなすぎというところはレギュラーが勝てない時と同じ状況でした。
守備について問題なくこなしていました。
人数かければ守れるほどになっているわけです。
少し前のレギュラーチームと同じです。
ということは、トップとボランチがレギュラーチームと同じように出来れば勝てたかもしれません。
野心がどこにあったか、ということですよね。
とにかくチームで、と思っていたら、このチームは守備に徹してしまうので、野心がある人がいないとなりません。
点とってやろう、チームを動かしてやろう、など。
自分が人より頭一つ出てやろうという気概がないと、というより、ないんだろうなぁと思うところです

今の世代の子達はいざと言う時に人と調和を図ろうとします。
いいことですが、結局はリーダーを先送りしているようにも思います

駿くん、モリシ、大迫くん、だれか次のリーダーになれるのかな?、ともうのです。
技術的にはいいとおもうです。

この試合か試金石になって、年末までに成果を…
こっそり期待しています
            

局面とプレイヤーポジション。

昨日は思ったより写真を撮ってなかったと思ったらやはり2000枚くらい撮ってました。おかしいなぁ。

とにかく走りまくってましたね。
フラット4。フラットじゃないけど結果、両サイドとボランチの4人がセンターサークルあたりを制圧出来るかが、このサッカーの肝になるのだと思いました。
前後については、自分たちの来たるべく局面に対し、いつボールが出てくるか、相手との数的優位不利に対しどう準備するか、そうだ、これは、往年の川崎のサッカーのようだ、と思いました。
スピードについては今の方が速いですが、相手を中に押し込んでしまう、というのはキツイですがハマると効果的です。

昨日の良かったところは、守備面でスポットができなかった所でしょうか。
そこが空いてるよ!みたいなところに駿とあおちゃんが入るという。
前についてはサイドが同じように加勢すると。
中盤4人の運動量は凄いことになると思います。
あおちゃんの走行距離は両チームトップの12キロ。
効果的に動けていたかどうかは別にして、とにかく足りない所へ行くというチームのフリーマンてしては最高の出来であったように思います。

駿くんはバイタルから差し込まれるマリノスの盾とも言い難い斜めの差し込みを跳ね返す。
そこにマリノスの3人が飛び込んでくるのでしょうからそれを3バックがコンビで潰すと。

そんな時、ペレイラさんは、余っててくれて前目に居てくれるので相手のDFはラインを上げられない。
エゼくんが何度もオフサイドになるけど、それだけ出し抜かれてるので、それも逃がす訳には行かない。
一見、ガチャガチャしてるけど、とりあえず、やるべき事やれた、結局中の4人が相当頑張ったとおもうのですが、最後のモリシのPK奪取にしても振り回しに回したおかげでですし、マリノスからするとこの所のサンフレッチェとは少し様子が違ったかもしれません。

しかし、これが続かないので、次はもう少しゆっくりとしたサッカーが出来たらいいなと思います。
マリノスとうちは似たようなプレスサッカーでしたけど、仙台はちがうので運動量を抑えて緩急を付けるサッカーも見たいです。

ペレイラさんが余ってるのはこの所のワントップからすると違う気がしますが、私はFWはまず先制点を取ってチームに勢いをつける仕事が出来ればいいとおもうので、次もまずは先制点。そして点取り屋に何回も取らせたくないから相手を引きつける役割に変わり他の選手が追加点。
理想的な展開が作れるようになれればそれこそ、柏のオルンガみたいな扱いもできるのでは?なんて、思ったりもしました。



再開後、最前列で見ることになったのですが、雄也くんと東くんの足元のうまさに驚いています。
東くんなんてちょっとしたボールの置き方で抜いていきますし、雄也くんは、ダイナミックに人の足の間をくぐってボールをキープします。
この2人がレギュラーになれるのはこのボール扱いのうまさだろうな、と思うのです。

ミスもありますが、素地があるので毎試合課題を乗り越えていけば必ず素晴らしい選手になりますよ。
サンフレッチェには他にも鮎川くんや土肥くんなどなど控えてますから、彼らが上手くなるようなサッカーをさせてあげて欲しい…

昨日は勝ちましたが、土曜日、相手はなかなか勝てないチームですが、取りこぼしのないよう、頑張って欲しいです。


やれているように見えて、その実な、試合。

またも上位にいる負けてしまいました。
悪くない展開を見せていたのですが、パターンとしては苦手な相手でした。

プレスを主とし、中盤からのボール奪取からハーフカウンターというところを推し進めるサンフレッチェとしては、ワイドで浮き玉をコントロールするようなチームはとても苦手なのです。
それにしては、やり込めてトラジションできていたと思うのですが、そこが限界であるということがゴール前の精度に現れます。

相手の中盤のコンビネーションが上手くいっている所へボール奪取する、ということに目的を置いてしまうと、どうしてもそこへ人数をかけなくてはならず、いざ、ゴール前となった時にはシューターの集中力も切れていますし、中盤が上手くいっている相手は当然バックもしっかりしているので、シュートも読まれて枠内シュートを打たせる確率を落とさせることも出来ています。

サンフレッチェが中盤で奪うというところについては遂行出来ていましたし、そこで勝負していたのでアントラーズにしても前に行きにくかったというのはありましたが、やはり、ボール奪取に人数をかける、ということは、ラインが上がり気味になりやすいという事です。
そういうところを相手のFWに感じさせていたでしょうし、こちらがコンパクトからハーフカウンターを狙っている、ということからラインがあがる、ところがチャンスと見ていたと思うのです。

確かにこちらは自分たちのサッカーをやり通そうとしましたが、人数配分ですよね。
ペレイラさんがよく余っててサボってるように見えますが、あれがないといざという時にシュートが打てる位置にいけないわけです。
昨日はヴィエイラさんがボール奪取に参加していましたから、そこには頼れない。
雄也くんが入っても同じことになります。

中盤の事は中盤の4人とトップ下の助けを少し借りながらやりこなせないとやはり、ひとつのミスで相手にチャンスを与えてしまうということです。

ここに人数をどれだけかけるか、中がどういう状態でも、バックがどういう状態でも、今、自分がそこへ行くべきなのか、ワントップというのはゴールへの最後で最高の仕事をしなくてはならないので、切り捨てるときは無情に切り捨てないとならないと思いました。

そうされても、やりきらないとならないのは中盤で、それが出来ないならそれだけのレベルでしかないという事です。
しゅんきくん、チャジさん、モリシ、駿くん、エゼさん、あおちゃん、なんなら、あおちゃんが若手をどう動かすか、やたらと走らせるだけで疲弊させるようなサッカーになってしまいそうになった時、どのような緩急をつけるのか、なんなら、若手がコンビネーションを考えて自分たちが中盤とバイタルの攻守コンビネーションを作り上げるというやりがいのある仕事もあるのです。
それが機能するようになれば初めて「世代交代」という言葉が出てくると思います。

今は、まだ「若手を試合で使っている」というだけで、まだ、ベテラン中堅の選手におんふだっこであることは否めません、

この試合がこれから最終節にかけて若手たちの課題を大きく炙り出す一戦となることを願い、自分たちがやるべき事、やりたいことを、精度上げること、細部までこだわり抜くことを自分に染み込ませて欲しいのです。

それがプロとして長く続けて行けるためのベースになります。
若手にとって、この2020年はとても成長できる一年になっています。

自分のベースを作り見つめる、プロサッカー選手としての起点があの年だったと、言えるような次節にしてくれたらと願います。

川崎戦、雑感。からのこれから。

賛否ありますが、中国新聞は厳しい論調でしたね。「負けること自体が」とありましたが練度を上げてきたにも関わらず、最大の課題点である「得点シーン」についてはどうしても自分たちより上位のチームには、通用しないことがとても悔しいということを上げていました。

 

しかし、優勝した時も実は、同じ現象がありました。

優勝争いをしていた上位4クラブとの対戦ではなかなか勝ち切ることができなかった試合もあったのですが、5位より下のクラブとの成績がずば抜けてよかったので3連敗したような年でも優勝することができたということがありました。

考えようによっては、最強では、ないけど成績は誰よりも良かった、これがリーグ戦の戦い方ということであり、サンフレッチェがカップ戦ウィナーに縁がないのは、偏差値での強さであり、ここぞという時の熱量や強さを持ったチームでないということが、この10年どころか、Jリーグの歴史を持って証明されて

いるのでは、ないかと思うのです。

 もしもカップ戦を取るようなチームになれたら、シチュエーションによって切り替えの出来る強いチームになったのだと思います。

 

「中位がお似合い」といういうより、サンフレッチェのチームカラーから考えると今の戦力レベルが「ここ」なのだと思います。

新人とJリーグの鬼フィジカルになかなか慣れないブラジル人の組み合わせのチームでひたすら運動量の多いサッカーをして、よくぞ下位グループにいないなんて、すごいじゃないか、というのが私の現状の感想です。

今の自分たちができることを最大限だしていると思うのです。最大限じゃないかな、90分やり切れる出力で連戦を乗り切るような。

若手が特にこの「出力調整」が難しく、最初のうちは、試合に出られるのでうれしくてがんばるのですが、慣れてくると90分持つように均してくるんですね。

そうすると、どこに力を入れていいかわからなくなるのでどうしても消えがちになってしまう。

そうなると、試合に出られなくなるんじゃないかという焦りも出てきてミスが増える。

そういう時期が夏ころに散見されたのですが、この一か月くらいで特に雄也くんと東くんが安定したプレイをするようになり、完全に戦力の一人前として数えられるようになりました。

そりゃ、ベテランさんほどとは言いませんが、駿→モリシ、隼人くん→雄也くん東くんこれくらいの序列でこの差が縮まってくればレギュラーメンバーとして来期名を連ねると思うのです。

 

そういうところがこの何試合かで見えてきたこと、川崎戦負けはしましたが、相手は8人メンバーを変えても遜色ない戦いができるレベルどころかラベルの違うチームなので、そういうチームに対して「自分たちのやりたいこと」がある程度できて、ゴールこそ奪えませんでしたが肉薄したし、最後、相手に時間を使わせるようなところまで追い詰めたのですからそこは手ごたえとしていいと私は、思います。


しかし、それがわかってから気が抜けた失点としか思えない最後の失点、ここが今以上にならない新しいサンフレッチェのウィークポイントで最後まで持たない人がいるのか、今のやり方では、90+10分の集中ができないのか、ということになります。

集中力の問題は、若手を多く起用する以上、自分の試合時間に対する緩急コントロールをつかめるようになるまで修行してもらうしかないのか、いや、そうじゃない、そういうところこそ、監督がコントロールするべきところでは?ということになります。

 

私は、選手のそういう能力があった上で監督がコントロールすると思っていますので、若手が90分の自分のペースをつかんでも最後だれてしまうベテランでさえ、それが維持できない選手がいるということを考えると、監督にその部分において考えてもらわないと「前半ラスト5分の失点」「後半ラスト5分の失点」はなくならないと思っています。

 

結局は、いかにミスを減らし、いかに省エネし、いかに効率よく最短でゴールを狙うサッカーができるかということです。

そのためにオールタイム運動量を上げればいいということでもない、それは、以前のサッカーで私たちは、知っています。

どうもこの監督さんは、「バランスを取る」ことがお好きでないようですが、このチームが自分たちの地位を上げる最後のタスクは、「全体バランス」というところにあるのではないかと改めて思った、試合でした。

 

 

役割。

さて、清水戦、天候のかなり悪い中、けが人が2人も出たのに良い時間帯に得点して勝利しました。
二人の怪我と引き換えの勝ち点3というのも何だか辛いものですが、負けるよりは二人の思いが報われて良かったと思います。

守備については相手がワイドに開くタイプでありながらマークに行き過ぎず、スペースを与えないという所は悪コンディションの中でもよくよく我慢して出来てましたし、スペースを突いての攻撃についても素晴らしい成果を挙げたと思うのです。

モリシのキック、雄也くんのスルーのタイミング、はやおの走り込みからのシュート、ペレイラさんの素晴らしいコースのシュート、どれと取っても100点満点なのです。

が、2失点目の後藤くんを飛び込ませたところと、バーに当たったシュートについては、ゴール前の守備に集中しすぎて、相手側の中盤のアイデアについてどうするか、オーガナイズ出来てなかったというところがあります。

あれだけワイドに来ればサイドからボールが来ると思いがちですが、この所ミドルでやられている時ゴールゴール前でマンマークに行きすぎてMFの飛び込みや精度の高いミドルシュートが来ることについて注意が払われていないというところがあるとわかりました。

鳥栖戦の時にあおちゃんか決めたゴールは正にそんな感じで、相手は「青山なら前線へループ気味に入れてくる」と思われていたから足元のある選手にマンマークを付けていたらコースががら空きだったという。
それを、うちもやられている、ということに気が付かなければなりません。

これをオーガナイズしないとならないのは、もちろん、あおちゃんです。
マンマークもいいのですが、ガッチリつきすぎて相手としてはあそこが動かないならここが空く、と、見られるわけです。
それは、あおちゃんもわかってると思うのですが、そういう時にMFでありながら、元々FWの後藤くんが狙ってる、という事を知らなかったとはいわせませんあ。
何度も対戦してるしね。そこ疑問に思わないといけない。

これから個人のクオリティがあがってくるチームとの対戦が多くなりますよね。
となると、なおさらこういうゴール前の攻防をしている時の相手MFのクオリティ、動き、ポジション取り、これこそスカウティングというやつですね。

しっかり頭に入れてこの場面はこっちからボールがくるはずだ、という先入観を持たないようにし、そうなるとやり方が画一化出来ないから、それをオーガナイズする練習、選手、指導が大事になってくると、清水戦を見て思いました。

しかし、雄也くん、しゅんきくん、土肥くん、成長しました!
彼らはまだまだほめて伸ばしてあげないとならないのかもしれませんが、役割的にチームをオーガナイズしなくてはならないあおちゃんには、しっかりとネガティブな部分の潰しこみをしてもらえたらなぁ。

ベテランだからこそお願いしたいところでございます。