『国語入試問題必勝法』 | 高校教師あれこれ日記

『国語入試問題必勝法』

エントリー№28 『国語入試問題必勝法』

清水義範著 講談社文庫 448円(税別)


・・・・・・やられました。

あとがきにこうあります。


 (省略)

 まず大いにあやまらなければならないのは、

 間違えてこの本を買ってしまった

 受験生の皆さんに対してです。


皆さんはこの本のタイトルを見て、

どのような内容を想像されましたか?

私は新聞で「この本を受験生に読ませたい」

という記事を読んでネットで注文しました。

もちろん、授業に活かすためです。


ところがどうですか!

これ、ブラックユーモアたっぷりの小説なんです!

やられちゃったよ!

お金と時間返せよ!

・・・・・・ふ~。

落ち着こう。


内容ですが、

国語の家庭教師が問題の解き方を伝授するもの。

その解法を一部紹介。


1 長短除外の法則

  選択肢のうち一番長いのと短いのは

  読まずとも除外する


2 正論除外の法則

  いかにも立派な正論めいたことが

  書いてあるほうを捨てよ


うーん。

国語の教師として怒るべきところですが、

内容を読んでいると笑ってしまいました。

そして、これが使えるときもあるんじゃないかと、

考え込んでしまいました。

国語って怖い・・・・・・。


でも皆さん、この本を鵜呑みにしてはいけません。

もちろんダメです。

でないと、私の仕事がなくなりますから!


読んで欲しい度、5点。

間違えてものの、まあ面白いです。

短編集ですが「珠玉の!」ということはありません。

そんな感じです。