8月6~7日東京オリンピックセンターで開催された
『学び合い』フォーラム2011の1つの分科会での
戦略会議「『学び合い』を自分の学校に、全国に広げよう!」の報告をしようと思います。
これからの戦略の基本的考え:
イノベーター層から「関心の高い人たち」層へのアプローチ
今まで『学び合い』に興味を持っていた人たちは、イノベーター層。
ピラミッドでいうと一番上の極少数。
これからは、「関心の高い人たち」層へ広げていくことを意識 しよう。
これはビラミッドの上から2番目の層。まだ少数。
その下には、一般的な先生達がいる。
そしてそのどこかに『学び合い』反対派が潜んでいる。
イノベーター層は、ホームページやブログを自分で検索して見 つけていく。
さらに分かりにくいホームページでも積極的に探索していく。
しかし、「関心が高い」層は、そこまでしない。
分かりにくければ、そこで読むのは中止。「役立ちそうもな い。」となる。
最高でも3クリックで、目的のものを見つけられるように しないと。
そこで・・・
戦略1:手引書の出版
手引書をプロを入れて再編集。様々な資料も精査して。本にして出版!
特に、語りの音声ファイル・課題の出し方も
(担当:N研究室 Sさん)
戦略2:県外から『学び合い』の参観ツアー
「なんであの人の授業をわざわざ県外から見に来るの?」
「なんで?なんで?」
「それはね・・・『学び合い』!」
「え!『学び合い』って何?」
と学校内に広げる作戦。(外圧を利用する)
これを『学び合い』運動のシステムにする。
地元観光課ともタイアップして、地域おこしにも役立てそう。
(担当:市川市 S先生)
戦略3:地元に研究会を立ち上げる
「関心の高い人たち」層に広げるには、インターネット系では なく、口コミ。
そして実践者と会う、話をする、参観する、人とつながるなど実体験が大切。
そのために、小さくてもいいから同士を呼びかけて、地元に研究会をつくろう。
戦略4:促進ツールを創る
『学び合い』スタートブック、手引き書、校内研修用資料
戦略5:企業・地域を巻き込む
学校の先生だけでやろうと思わない。
この分科会に参加している人だけでも、FUJITSU、ベネッセ、Z会、FREED
この関係を大切にしよう・・・。
戦略6:信頼関係を築こう!(北見個人としてはここが最も肝だと思う!)
1)生徒と
あ)先生と生徒の1対1
い)生徒同士(隣同士)
う)グループで
え)クラス全体で
4つの段階を意識しよう。
『学び合い』の場合は、え)にいきなり行くということを前提で、
『学び合い』の成果を共有しながら信頼関係を創っていくことを 目指している。
しかし、学級活動のあらゆる面で、先生と生徒、生徒同士の信頼関係を
積み上げていくことが大切。
みんなで一緒に考え、みんなで一緒にやっていこうという考え方が
子ども達みんなに広がっていることが、『学び合い』の根底を創ることになる。
2)同僚と
あ)『学び合い』の良さを大きい声で職員室で話す。
「聞いて、聞いて、今日こんなすごいことがあったんだよ!」と
い)日頃からのサービス精神。
「あの人が言うのだから応援しよう!」という関係をネットワークする。
3)管理職と
生徒との信頼関係、親との信頼関係があり、安心して見ていられる
先生なら、多少冒険しても大丈夫。でも『学び合い』だろうが
なんだろうが、管理職に心配をかけるような人は何を言っても
通じが悪いのは当たり前。あらゆるところで信頼される先生になることが
発言権をもてる事になる。
以上。
分科会に参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
そして、このブログを読んだみなさんからのご意見、そして実践報告をお待ちしております。