ミャンマー大使館「ミン・トウ大使」御協力のお願い文 | 北九州再発見・ミャンマー学校支援のブログ

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北九州市門司めかり公園「世界平和パゴダ」のミャンマー(旧ビルマ)僧侶との出会いによって、「ミャンマー学校建設」「平和祈念像」「北九州再発見」活動

     

2020年2月20日(木)

ミャンマー大使館「ミン・トウ大使」へのお願い文

 「シピンタ中学校」認定の御協力のお願い
 日本とミャンマーとの御公務、深く感謝申し上げます。
2002年から2014年まで、ミャンマー国マンダレー管区メイッテイーラ市の小中学校の校舎老朽化や野外学習やお寺で授業を余儀なくされていた小中学校の校舎を、北九州市民の募金運動で丈夫で安心して学べる新校舎に建替えることができました。しかし2017年6月に建設された第7校目「シピンタ中学校」は、建設されても未だ国の許可が下りないことから、この度御協力をお願い申し上げる次第でございます。
この運動は、1994年頃から交流していた「世界平和パゴダ」僧侶方や
1998年位から交流した北九州市立大学ミャンマー留学生カインワーコ氏方が御縁で、現地調査、見積もりや報告など御家族の連携協力の御蔭でございます。

<2002年から2014年まで、フリーマーケットや屋台などの収益金や
支援者方の御寄附で新校舎となった小中学校>
第1校目2002年3月「ティコン村小学校」(1,202,000円)
第2校目2002年9月「タナウンゴン小学校」(1,974,000円)
第3校目2003年4月「ガッテ小学校」(500,000円)
第4校目2011年7月「シピンタ小学校」(2,387,000円)
第5校目2012年4月「ガロンゴン小学校」(2,224,000円)
第6校目2014年2月「ムエ中学校」(2984000円)2017年から高等学校
(寄付金は学校建設金の他、調査費・訪問費・お土産なども含む。
支援者方のお知らせや報告など、印刷や通信費などはフリーマーケットや屋台などの収益金。)

第7校目2017年6月「シピンタ中学校」(2,954,000円)建設におきましては、2011年7月第4校目の「シピンタ小学校」開校式参加訪問の時に、村長と校長先生方から強い要請がありました。
「小学校卒業後、中学校に通うには川を渡って一時間以上、雨季で川が増水する時期は子供の肩までの水量の為休学、貧しい家庭は草履や弁当を持たせられないので中学校を断念する家庭もあり、同じ校庭に中学校建設を」と強く要請されました。
しかし協力者から中学校建設は困難、他にも困っている学校を勧められて、2012年4月第5校目「ガロンゴン小学校」、2014年2月第6校目「ムエ中学校
(現ムエ高等学校)」の古い校舎を新校舎に建替えました。
 ところが第6校目開校式訪問の際に、「シピンタ小学校」校長先生や村長方の中学校建設への強い要請から協力者を説得して、2017年6月第7校目「シピンタ中学校」建設が実現しましたが、政府から許可が出ていない状態の開校式参加訪問でした。生徒数が少ない事が原因と言われます。
 どの国も子供たちの教育は平等であるのが理想で、教育が豊かになれば国も豊かになります。
日本はどんな不便な地域でも小中学校は義務教育ですが、学べる環境にありながら、最近は不登校の子供達が増えて日本の先行きが不安な時代になりました。
 ぜひ北九州市民が共感して募金運動によって建設された「シピンタ中学校」の認可が出ますように、御協力をお願い致します。
 何かと御公務が大変なところ、何卒お願い申し上げます。
 御健康と御多幸をお祈り致します。                敬具

追伸
「世界平和パゴダ」修復支援は、「世界平和パゴダ奉賛会」に毎年3万円程度、協力させていただいております。また2017年6月第7校目「シピンタ中学校」建設後は、2002年から新校舎に建替えた学校の要請から5校の校舎修理などを行いました。

 

 以上、第7校目「シピンタ中学校認可の御協力のお願い文」です。

実現されることを祈っております。

      「北九州再発見」民谷喜美子

*お知らせ

アメブロの前回の写真一部にミン・トウ大使のお名前がムン・トウ大使となっており、編集しようと思ってもできませんでした。御了承願います