今回は北九州市小倉北区で発生した建物火災現場から。
集結した多数の緊急車両達。
場所はモノレール平和通駅付近の雑居ビルなどが建ち並ぶ区画。
撮影したのは出火から約2時間が経過した頃だが、火勢は衰えずに炎上していた。
商店街の一角で水利部署をして現場へ送水するポンプ車。
北九州市消防局 特別高度科学救助隊 ポンプ車"ほくしょう318"。
街区表示板に書いてあるとおり火災現場の住所は「小倉北区魚町三丁目」。
今年1月に発生した鳥町食堂街の大規模火災現場や、2022年に2度の大規模火災が発生した旦過市場に隣接する区画で、3年間で4度目の大規模な火災となった。
渦中の現場。
黒煙や時折火炎も噴出し、現場一帯には煙が充満。
午前9時過ぎに「配管から煙が出ている」等の通報が多数入電。
建物の密集する地域な為、消火活動は難航し鎮圧に至ったのは約7時間後の午後4時前。
鎮火の確認にはまだまだ時間を要すると思われる。
今回の火災でも幸いなことに負傷者は出ていない模様。
消火活動中の、小倉北消防署タンク車"ほくしょう305"。
直近の北本署から出場してきた。
現場近くに部署する、戸畑消防署 大型高所放水車"ほくしょう814"。
第二出場隊として出動したと思われる。
今まで付近で発生した大規模火災の際には梯子車を使用して高所からの放水や情報収集を行っていたが、今回は高層建物に囲まれた場所での火災だったため出番は無かった模様。
消火活動中の、八幡西消防署黒崎分署 タンク車"ほくしょう707"。
遙々八幡西区から現場へ。
現着する、訓練研修センター指揮車"ほくしょう10"。
通常は現場に出動することの無い研修センター職員だが、以前の大規模火災の際にも現場へやってきて活動支援などを行っていたのと同様に今回も現場入り。
八幡東消防署後方支援車・小倉南消防署指揮隊車など、市内各地から多数の車両が集結。
今までの付近の大規模火災を教訓に、多数の消防隊が投入され活動を行っていた。
小倉北消防署 司令広報車"ほくしょう301"。
情報収集のために現場入りした模様。
小倉北消防署 査察車"ほくしょう325"。
同じく情報収集や現場の確認へ。
北九州市消防局本部警防課 指揮車"ほくしょう20"。
この車両もあまり現場に出動してくることはないイメージだが、大規模火災などの際には局本部職員が現場出動する際に運用される模様。
現場活動中の、北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九111"220系クラウン無線警ら車。
商店街付近の路地が多数ある場所での火災で、交通規制や立ち入り禁止の規制を行うために多数の警察官が投入された。
各所の交番も現場で交通規制等を実施。
北九州市警察部機動警察隊 機動捜査班"北九405"L33ティアナ。
北九州市警察部機動警察隊 機動捜査班"北九401"?カムリ捜査用覆面。
私服PMも多数現場へ。
小倉北PS地域課"小倉北2"220系クラウン無線警ら車・北九州市警察部機動警察隊 警ら機動取締班"北九107"210系クラウン無線警ら車。
警察官の火災現場での役割は、交通規制や安全確保・火災に関する情報収集など様々だが、過去の旦過市場の大規模火災では延焼の危険がある高齢者施設から警察の大型輸送車を使用して避難させるというシーンも見られた。
小倉北PS地域課"小倉北1"210系クラウン無線警ら車。
交通規制中の小倉駅前PBクリッパー小型警ら車。
交番パトも大活躍。
小倉北PS地域課 200系クラウン無線警ら車。
小倉北PS 境町特別対策隊アリオン覆面。
更に北九州市警察部機動警察隊 機動捜査班"北九410?"カムリ。
更に更に後方にもカムリ。
現場活動中の、西部ガス㈱供給管理センター 公共応急作業車。
ハイエースベースの車両やプリウスも増えたが、トラック2台で現場へ。
大混乱となった火災現場。
火災発生前日にはこの地域で消防局による防災指導が行われたばかりだったとか。
今回の火災では消防車両20台以上が出動し消火活動を実施、8店舗ほど約350㎡が焼損し約7時間後に鎮圧となった。
昔から市民に親しまれた魚町や旦過で相次ぐ火災。
古い建物が密集し一度火が出れば消火活動は困難を要する。
今後はより一層防災対策・防火対策について注目されるであろう。
活動された多数の隊員の皆様、消防団員の皆様お疲れ様でした。
いや、まだ活動は続いている。
所轄署のPMが集結して引き継ぎを行い現場を離脱した北九111。
活動お疲れ様でした。
2024.4.21 @kitakyu_pc
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