漁協編の蛇足だが、漁協への戦い方指南はアオーキ、エスベン、マリパロンがやっていた。漁協への次年度の予算額は前年度のほぼ2倍になっていた。(殺された漁業長の息子か親族にあたる市議会議員のブログに金額が掲載されていた)


さて、新年あけました。私は震災以降新年を祝うことはなくなりました。形式上「明けましておめでとう」は言いますが、失くしたものが多すぎて、おめでとうもなんもありません。


2022年、一発目。何書こうかと思ってたら、エスベンとマリパロンについての当時のメモが目についた。


関東からの自主避難者トエの案で始まった「お話し会」を事実上乗っ取り、発案者であるトエと話手だった福島からの自主避難者の私を追い出したマリパロンとエスベン。


「お話し会」は会の名称を変え、運動の主宰はマリパロンと自称福島からの自主避難者と語っていたエスベンになった。


「お話し会」を事実上立ち上げたトエと話手のメインだった福島からの自主避難者の私を追い出したあとの反対運動がどうなったかというと、イベントを繰り返し最終的にマリパロン市議会選挙の後援会となった。


乗っ取りの首謀者マリパロンとエスベン。


今回は改めてエスベンについて書いておく。


自称福島からの自主避難者エスベンは北九州市外に自宅と事務所の住所を持っていた。まあ、ぶっちゃけ北九州市役所からみると部外者です。弁護士と言っていたが、言っていることは支離滅裂。市役所に提出した文書も法律に詳しいはずの弁護士が書いたとは思えないものばかりでした。


権利者と法律に基づかない文書、証拠を示していない文書は紙屑同然。これは弁護士なら誰より知っていることじゃないのか?


しかしエスベンの口から権利者の説得とか法律、証拠の話は一切なかった。


その代わり石巻市の職員に電話で取材したミキという女性が「鹿島JVと石巻市とのがれき受け入れ契約は二重契約」ということが唯一「違法だ」ということで、北九州市役所内で記者会見した。


しかし取材をしたミキという女性は記者会見後、突然運動から消えた。


結局エスベンとNPO法人所属のアオーキがミキの取材を横取りした形になり、当時「週刊近曜日」まで記事にして取り上げた。


「週刊近曜日」も所詮体制側、環境省と行政交渉を終えたばかりのシャーク大佐が率いた私たちの写真を載せ、記事の内容は全く違うアオーキの主張を掲載した。


「週刊近曜日」に写真と記事が違うことを抗議しても謝罪はなかった。


まあ、この9年後にアオーキとシャーク大佐がグルだったことを知ったけどね。


当時動いていた人は一人も残っていないから、ドウシヨウモナイ。


だいたいNPO法人所属のアオーキが補助金を出す企業や行政に楯突く筈がないのだ。志など金の前には無いも同然になる。


アオーキに話がズレた。


エスベンに戻すよ。


エスベンは福島からの自主避難者ということだったが、私の自主避難とは少し違う。


私は当時10才の子どもがいたが、エスベンは老夫婦。40オーバーの独身男性を福島に置いてきたということで「非常に心配で夜も眠れない」と言っていた。


「?????」40オーバーの独身男性が心配?自分たちは70越えてる風貌なのに。よほど放射能汚染が怖かったのか?と最初は思ったが、一緒に食事に行った時エスベン夫婦はめっちゃ海鮮食っていた。


私はフクイチ事故以降丸5年は海鮮食べられなかったし、今も年に2~3回だ。私は今もフクイチより北に行ったことがない。でもエスベンは震災後何度も宮城に行っていた。エスベン夫婦はまったく放射能汚染を怖がってない。


「この人何で自主避難してるの?」

(当時放射能汚染をまったく怖がってない自主避難者は結構いた。)


以下は私の感想


私は離婚協議で弁護士を依頼した経験があった。たかが離婚協議でも「証拠のないものは一切使えない」「使える証拠を出して」と言われたのを悔しかったので鮮明に覚えている。


エスベンは「証拠」とか「権利」とか、素人の私にも考えつく「町内会」を説得することのアドバイスは一切なかった。いわゆる「ドーデモイイ」なんとなく集まって、なんとなく反対デモをしてる「感じ」を繰り返しているだけだった。


だから、「漁協や町内会単位にお話し会をしたい」と繰り返す私の目をエスベンは見ない。あれだけ何度も同じ場所にいたのに、私はエスベンと目を合わせて話したことがない。エスベンの立場、言動を振り返ると「がれき受け入れ反対運動を効果のない集会」にする体制側だったのかも知れない。


北九州市に福島から自主避難した中にがれき受け入れに反対したのは私を含めたった二人だった。私も自分で他の避難者達に働きかけたが、原発関連企業に勤める人が多く、誰も反対しなかった。


北九州市に福島から自主避難した弁護士がいなかったため、隣市に住む部外者だが駆り出されたのだろう。同郷というだけで警戒心が減る人間の心理をうまく利用した人選だ。本当に体制側の仕込みは凄いよ。


イベントは反対してる人を囲い込むためでもあり、体制側が用意した各地に散らばっている工作員たちを自然な形で集めるツールなのだ。


藁をもすがる思いや志を工作員たちは嘲笑っている。これだけ反対運動を壊す型が決まっているから反撃は不可能かも知れません。


以上が私が見たエスベン。あなたが一番信頼してる他人を疑う癖をつけて下さいね。それでも、、それでも騙されるのが市民運動、部外者が入り込んだ

反対運動です。