私がチラシを配布した町内会では、役員や町内会長は皆同じ言葉を吐き、喚き散らして水をまかれたりしました。


 最初はぐずぐず泣いてたのですが、毎日チラシ撒いて町民と話していたので、市内3ヶ所の清掃工場がある町内会長や町内会役員達だけが同じ台詞であることに割りと直ぐ気付きました。


 清掃工場がない町内会長や役員は北九州市の説得が行き渡ってなかったらしく、普通に無関心だったり、チラシ受け取ってくれたりで、酷い言葉はなかった。


 ああ、でも産廃業者や運送業の人は酷かった。露骨に「仕事の妨害すんな」と言われました。


 2012年3月12日、北九州市議会は全会派一致で石巻震災がれきの受け入れを賛成した。表向き、市議会の賛成が市民の総意ということだったが、公文書を見ると、もっとずっと前に北九州市は、清掃工場周辺の自治会長、町内会長の説得を終えていた。


 要は、清掃工場に一番近い3つの町内会長や漁業権を持ってる漁協の説得が済んでいたので、がれき受け入れが出来たんです。


 市議会の賛成を市民の総意とするなんて嘘ッ!パフォーマンスです。


 後々反対だとテレビのニュースで流れた町内会も漁協も既に説得済み。ではなぜ反対運動では、門司の自治会や漁協が反対していることになってたのか。


 それは、必ず現れる反対派をコントロールするために、体制側がぶちこんだ反対運動を立ち上げるからです。私はそこに運動の立ち上げから、まんまと参加してしまったのです。


 用意周到なことに、先導したロミの反対運動がわざとフェイクであることを露呈した後に、自ら立ち上げた運動も体制側の運動に変化していくんだから、見抜けない。そう。普通見抜けないよ。