小説普通の暮らし登場人物紹介

 

ICPネットワーク:いわきの子どもたちを放射能汚染から守るために立ち上げられたホームページの名称。

 

会員(無料)の掲示板上では保養や自主避難のための移住情報を掲載する人や自分で計測した放射線量を掲載する人を罵倒することが度々あったが、放置されていた。

 

しかし、オープンで閲覧できるホームページ上では自主避難の移住支援の情報や放射能汚染をガイガーカウンターで測定する活動を掲載していた。

 

 

 

FCPネットワーク:福島の子どもを放射能汚染から守るために立ち上げられたホームページの名称。真子はこのホームページの移住情報を見て、問い合わせをして北九州に移住した。

 

 

浅田さん:北九州市への自主避難者を支援した団体の代表。放射能汚染を避けるために自主避難する人たちを支援する一方で、同じく被災県である石巻市の牡蠣養蚕業の復興支援をしていた。

 

真子は浅田さんを良き理解者だと思っていたが、北九州市のがれき受け入れをきっかけに浅田から「がれきを止めるための支援はできない、次の住処を探してください。」と電話があり、浅田の真子たち母子への支援は途絶えてしまった。

 

 

 

岡山紀子:浅田さんの片腕。がれき反対運動に参加する真子に対し、厳しい言葉を浴びせる。妹は社民党の議員。原発は反対だが、放射能汚染は受け入れるしかないという考えであった。

 

 

 

深田信二:ハイアンドローの会代表。原発反対運動ん十年の行政交渉の大ベテラン。北九州市のがれき受け入れ運動をチャイルドオフザフューチャー主宰の黒川広子と共にがれき反対運動を牽引していた。途中、反対運動から追い出された。

 

 

 

黒川広子:チャイルドオフザフューチャー主宰。こどもの未来のために放射能汚染の拡散であるがれき受け入れに反対運動の様子を自身のブログで発信していた。がれき受け入れ反対運動を北九州市で最初に立ち上げた人。夫は東芝社員。

 

 

 

外山恵美:フクイチの爆発事故後、放射能汚染から逃れるために北九州に移住した関東からの自主避難者。

 

2012年3月11日に行われた原発反対の集会で「避難者の声」としてスピーチした。その同じ壇上で真子と会った。

 

「ひなん者お話会」のアイディアを出し、その活動は九州中に広がったが、後に共同代表である町田明子と弁護士によりひなん者お話会を乗っ取られてしまった。

 

町田明子:黒川、外山とともにチャイルドオブザフューチャーのメンバーとして行政や議員に陳情書を提出する活動に参加していた。後に外山と共に「ひなん者お話会」を立ち上げ北九州のがれき受け入れ反対運動の中心人物となる。

 

後に、外山のアイディアから出発した「ひなん者お話会」を乗っ取った。町田の夫は某国営放送のプロデューサーである。

 

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これから出る重要人物の紹介。

 

鈴木弁護士:福島からの自主避難者。

偶然ひなん者お話会の開催を知り、ひなん者の話を聞きに来た際、外山や町田と知り合った。無償で文書作成を引き受け、逮捕者の救済など全て無償で引き受けていたが、ひなん者お話会の幹部連絡のツールであったメーリングリスト「Soldier」上で、真子をバッシングし、真子を反対運動から追い出した。

 

植木礼子:チャイルドオブザフューチャーの活動から反対運動にかかわっていた主婦。

 

倉木知子:ひなん者お話会の話し手として会に参加。関東からの自主避難者。チラシ作成の手伝いをしていた。後に町田の片腕として会の中心人物の一人になる。

 

前田拓斗:最初に開催したひなん者お話会に参加してくれた北九州市民。避難者たちの話を聞いて、会の手伝いを申し出た。後に分かるが産廃工場に勤務していた。

 

古川康太:前田と同じく最初に開催したひなん者お話会に参加してくれた北九州市民。避難者たちの話を聞いて、会の手伝いを申し出た。

 

後に分かるが古川の妻は行政の関係者。某大学の講師で心理学者。避難者を集めてお茶会を開いたり、個人的に自主避難者と面会し、会話を録音。カウンセリングと称し、自主避難者の心理状態などのデーターをとっていた。

 

堀越美玖:前田、古川と同じく最初に開催したひなん者お話会に参加してくれた北九州市民。避難者たちの話を聞いて、会の手伝いを申し出た。

 

反対運動にかかわって新聞記者のインタビューに答えたのをきっかけに、待ち伏せなどの怖がらせにあう。

 

また、堀越は石巻市に電話している中で、北九州に来るガレキは、鹿島JVと二重契約であることを知った。そのことを北九州の記者たちに記者会見するが、その後、反対運動のアドバイザーであった赤城泰治に二重契約のスクープを横取りされた。

 

この記者会見の後、堀越は突然反対運動から姿を消したのだが、姿を消す前、赤城と堀越が二人で飲みに行く姿を複数人が目撃している。

 

川原洋子:赤城や町田たちに迷走させられた反対運動を立て直してくれた市民運動家でジャーナリスト。

 

川原が法律や権利を教えてくれたことで、真子たちは赤城や町田の嘘がはっきり見えた。

 

また、川原は多くの事業阻止や開発の阻止、具体的に焼却炉建設や道路の建設を阻止してきた経験があるので、真子たちに止め方をはっきり示してくれた。

 

反対運動を赤城のグループに邪魔された経験を持っていたので、川原のアドバイスは的確だった。

 

 

赤城泰治:焼却炉反対運動のスペシャリスト。

焼却の危険性を各地で講演し、数多くの焼却炉やがれき受け入れを阻止してきたと豪語していたが、真子が焼却炉の止め方や、がれき受け入れの止め方を聞くと、止め方についてはっきり答えることができなかった。

 

そればかりか、漁協が反対する際、漁業権の強さについてのレクチャーもせず、反対運動を迷走させ、ついには堀越さんがスクープした鹿島JV二重契約問題をあたかも自分が突き止めたような形で横取りし、その後多くの新聞や雑誌、動画で取り上げられている。

 

真子は自身の経験を通して、赤城に不信感を持ち、赤城のかかわって来た過去の反対運動をネットで調べたが、どの反対運動も全て失敗していた。

 

赤城のかかわった反対運動には必ず同じメンバーがかかわっており、そのすべての反対運動は、小さくされ、ぺしゃんこに潰されていた。しかし、権利を知らない人たちは未だに赤城らを先生と崇め、今も全国の反対運動に入り込んでいる。

 

 

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さて、しばらくこの登場人物で書いていきます。

分かりずらいところは、その都度補っていくので、コメントしてください。

 

あと、他のメンバーからがれき受け入れ後の健康被害についての記事も出来上がっているので、小説と並行して掲載していきます。

 

この国とわたしたち国民が選んだ原子力発電所での発電事業と、放射能汚染の拡散が如何に愚策であるか。その現実を見てください。