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今更、私が書かなくても、皆さんも良くご存知の山下語録。特に印象深い言葉、記憶に残った言葉を書いておきます。

私は反原発運動は勿論、市民運動なんぞに関わったことがなかったのですが、山下のこの言葉は危険だと感じたのです。

それは、私たちの健康より

国を優先する言葉だったからです。

山下語録~


「日本という国が崩壊しないよう導きたい。チェルノブイリ事故後、ウクライナでは健康影響を巡る訴訟が多発し、補償費用が国家予算を圧迫した。」

この発言は、

日本がウクライナのようにならないよう、補償費用抑制のために、住民の避難を防いだ発言に思えました。

当時の新聞にはこうあります~


 <毎日新聞>
クローズアップ2012:福島・子供の甲状腺検査 山下俊一・福島医大副学長(甲状腺検査責任者)の話
2012年08月26日 東京朝刊
http://megalodon.jp/2012-0827-0821-20/mainichi.jp/opinion/news/20120826ddm003040168000c.html


記者--放射線の影響をどう判断するのか。

山下--小さながんも見つかるだろうが、甲状腺がんは通常でも一定の頻度で発症する。結論の方向性が出るのは10年以上後になる。県民と我々が対立関係になってはいけない。日本という国が崩壊しないよう導きたい。チェルノブイリ事故後、ウクライナでは健康影響を巡る訴訟が多発し、補償費用が国家予算を圧迫した。そうなった時の最終的な被害者は国民だ。

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私は、これを見て、「放射能の影響はどっちかわからなくなっていくんだな」と感じた。

国は私達の暮らしを補償するつもりは全くないと感じたので「福島からの避難を具体的に考えたほうが良いかもしれない」と当時思いました。

当時私も拙いやり方で、電話や直接市役所に行って、説明を聞いたのですが、こちらも「今は、誰も分からないんだ」という印象でした。


それまで行ったこともない市議会も覗きました。


反原発運動してる議員が発言してましたが、のらりくらりとした印象で、この調子では、私達はどんどん被曝してしまうなあ・・と思いました。

私が見た、市民の有志が測定した土壌や剪定(除染)した木の測定値は驚くほど高く、新聞やTVで報道されていることから、かけ離れてました。

そして、私を取り巻く環境は、放射能を怖がる事、防御することを許しませんでした。

そのおかしな空気は、いわきで会員になった、子どもを守るネットワークの中にもあり、本当の事を知ってからでは取り返しがつかなくなる危機を感じたのです。

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私はとりあえず、福島から出た。


このブログを観ている方の中に、福島に住んでいる方はいますか?・・・出れる方は今からでも移住を本気で考えて下さい。

私が知ってることなら情報提供します。ブログのメルアド kitakyu.mamoru*gmail.com(*を@にかえて)までメール下さい。

今からでも移住をと言っているのは理由があります。


日本の放射能汚染処理は除染と除染核廃棄物の焼却だからです。


日本には世界の2/3にあたる1700基の焼却炉があります。

クリーンだと説明されてるクリーンセンター(焼却炉)は、みなさんが中国由来と思っているPM2.5の排出源の一つです。

そして、専用の焼却炉で、これから本格的な高濃度放射性核廃棄物の焼却が行われるのです。

最悪だと言われているチェルノブイリ事故。

チェルノブイリ事故では、放射性物質を全国で燃やしてたのでしょうか?


福島では事故後すぐにゴミ収集してたから、クリーンセンターでは、既に実質的に放射性物質を燃やしてます。

誰も何も言わないけど

福島では、日々放射能汚染ゴミの焼却実験が行われているのと同じなんです。


私は、とんでもない、処理をしているように感じてます。



原発事故から4年。チェルノブイリと一緒にスンナ!という声ばかりが目立ちますが、事故後の処理を見る限り、フクシマは事故処理も含めて酷い人災事故だと思います。

日本列島を核廃棄物の処理場・埋め立て場にするつもりなの?日本人は、焼却処理を子どもの頃から安全だと思わされているから、こんな酷い事ができるのだ。