噛むこととアルツハイマー | 北風家のおやじのブログ

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「冬夜明け」









今朝は森下敬一博士の健康のお話です。




一口100回噛めばたいていの病気は治る、と言われます。

お茶の水クリニック院長森下敬一医学博士は、噛むことの大切さについて次のように言われます。

★食物を徹底的に噛んで食べれば、食物の絶対量が少なくてすむようになり、胃腸の負担が大幅に軽減する。

★その上、食物の栄養分が完全に利用されるので、1週間もすれば、今まで悩んでいた症状は、うそのようになくなるであろう。糖尿病も高血圧症も2、3ヶ月の間には大抵、根治するはずだ。

★市販の胃腸薬や消化剤などより、噛むことによって自ら分泌する唾液のほうが、どれだけ有効であり確かであるか分からない。

噛むことのメリットには次のようにこんなにも多いのです。
1.ボケ防止
2.知能向上
3.老化防止
4.歯・アゴ強化
5.ガンの予防
6.殺菌強化
7.肥満防止
8.呼吸力強化

★噛むこととアルツハイマー
厚生労働省が行った痴呆対策調査で、アルツハイマー型患者の7割強の人が、自分の歯が残っていなかったということを明らかにしました。
痴呆の度合いが進んでいる人ほど、噛む力が弱くなっている(九州大学医学部松本公絵講師)

★頭の働きをよくする
噛むことは心臓、歩行についで、血行をよくする血液の第3のポンプと言われます。時々、カチカチと50回くらい空噛みをすると、頭の働きがよくなる」と言います。ノンシュガーのガムを噛むのも賢明だと思います。

★老化防止の特効薬
噛めば噛むほど唾液が出てきます。この唾液とともにパロチンというホルモンも出てくるのです。このパロチンは若返りのホルモンともいわれ老化を防ぐホルモンです。

★発ガン物質を解毒する
「一口30回の咀嚼でガンが防げる」と同志社大学西岡一教授が日本ガン学会で発表して、テレビや新聞で大きく報道されました。
唾液の中にあるペルオキシターゼという酵素が、発ガン物質の毒性を消し止めるのです。

★肥満を防ぐ
早食いの人は脳の満腹中枢が食欲抑制の指令を出す前にどんどん食べてしまい、満腹中枢から指令が出た時には、既に食べ過ぎの状態になっているわけです。早食いは肥満の大きな原因になります。

★消化吸収をよくする
唾液には米やパンなどのデンプンを消化するアミラーゼという酵素が含まれています。早食いはこの消化が十分行われず、栄養の吸収を悪くします。また充分噛み砕かれないままでは、胃に過大な負担を与え、胃を痛めることになります。
老化とは胃袋などの臓器が萎縮してくることです。しかも消化液の分泌も減ってくるため、栄養の吸収が悪くなります。よく噛んで唾液を充分に出して、消化を良くしたいものです。

★呼吸力を強くする
食べ物を噛むときに使う咀嚼筋は、発生学的には魚類のエラに由来し、呼吸関係の筋肉群と連鎖して働くことがわかっています。ですから、よく噛むことが、脳の呼吸関係の神経細胞を刺激することになり、呼吸筋の協調、連鎖を全体的になめらかにし、呼吸が深まることに役立つのです。

★殺菌効果を強くする
唾液の中にはリゾチームという殺菌力のある酵素が含まれ、ブドウ球菌や連鎖球菌を抑え、口内を清浄にしてくれます。
犬や猫は傷口を舌でなめます。唾液には殺菌力があることを生来の智慧で知っているからです。

以上

あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます