今朝はロビン・シャーマさんの著書よりご紹介します。
ある調査によれば、平均的な4歳児は1日に300回笑うのに対し、平均的な大人は1日に15回しか笑わないそうです。日々のいろいろな義務、ストレス、活動のせいで、私たちは笑い方を忘れてしまいました。毎日のように笑えば、気分が高揚し、創造性が高まり、さらなるエネルギーがあふれることが証明されています。
コメディアンのスティーヴ・マーティンは、毎朝5分、鏡の前で笑って全身に力をみなぎらせ、いい気分で1日をスタートさせているそうです(やってみてください――効果がありますから)。
現代心理学の父であるウィリャム・ジェイムズは、こういっています。
「私たちはしあわせだから笑うのではない。笑うからしあわせなのだ」
私の友人は、ある年、もっと笑おうという新年の決意をしました。彼は2、3週間おきに地元のビデオ・ショップに行って『三ばか大将』の映画を借りるか、ユーモアのつまった新刊を買って、1日のわずかな自由時間を惜しんで見たり読んだりしていました。
もともとポジティブな人間だった彼は、さらに幸せな気分を感じ、前より笑うようになったのです。
ユーモアの中に身を置いて、ユーモアが生活の中で新たな認識を生むようになると、ものごとの明るい面が見えてくるようになり、仕事で感じていたストレスはきれいに消えてなくなりました。
そのシンプルな訓練をすることで、彼の生活はまったく新たなレベルに高まり、望ましい結果も生まれたのです。
私の友人の例にならって地元のビデオ・ショップに行き、最新の面白い映画を借りてみてはいかがですか?
1コマ漫画や、人気漫画等から2,3冊を選んで、笑う習慣をうながすのです。あなたの陽気な面を再び探しだして、腹の底から笑うことの不思議さを楽しんでください。
「3週間つづければ一生が変わる」
ロビン・シャーマさん
海竜社より。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます