
「ピクミン5」
弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)
弘法大師はどんな筆であっても立派に書くことから、その道の名人や達人と呼ばれるような人は、道具や材料のことをとやかく言わず、見事に使いこなすということで、下手な者が道具や材料のせいにするのを戒めた言葉です。
ゴルフに例えたら、
(あの人のスコアが良いのはあのパターが良いからだ!)
(新しいパターに変えたから、今度は良いスコアになるぞ!)
と言ったり思ったりしている人に、
「パターを変えるより、自分の腕を向上させなさい!」とアドバイスしているのです。
もちろん、試行錯誤の上、道具に行き着くのでしょうが、一番高いパターを使っている人が、一番良いスコアとは限らない。
一番高いギターを持っていたとしても、一番上手いとは限らない。
筆も、自転車も、カメラも、バットも、グローブも・・・
良いモノは良い!それを最大限に発揮するのは、結局それを扱う人次第ですね♪
今いる職場もそうかもしれません。
職場を変えても、自分を向上させる気がなかったら、同じことを繰り返すだけになってしまいます。
パターや筆のせいにしている人と一緒です。
まずは、今ある環境、今ある道具で、自分を成長させる事が大切だと思います。
だって、自分の子どもが生まれたとして、自分の思うように行かなかったからといって、子どもを変えないでしょ?
スタッフだって、社員さんだって、もっとこうしてもらいたいからといって、人事に言って人を変えてもらったりしないでしょ?
そんなことしたら、自分が教える能力、成長させる能力が無いって言いふらしているようなものです。
今ある環境、今ある道具で、自分を成長させる事!
肝に銘じていきます♪
あなたにすべての善きことが雪崩のごとくおきます