人体は60兆の細胞からできています | 北風家のおやじのブログ

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「江差町 繁次郎浜」









今朝はディーパック・チョプラさんの著書よりご紹介します。





人体は60兆の細胞からできています。
受精した卵子がわずか50回分裂を繰り返すだけで、60兆という細胞ができあがるのです。最初の分裂で2つに分かれ、2度目には4個になります。3度目には16個になり、その後、数を急激に増やして生きます。50回の分裂で体内に60兆もの細胞ができあがったところで、この作業は完了します。

あなたの体内のすべての細胞は、たった一つの細胞から生まれてきました。
ひとつの細胞が何度も分裂を繰り返していくうち、細胞に違いが現れてきます。

人間の身体には、球状のシンプルな脂肪細胞から、薄く枝分かれした神経細胞まで、
250種類もの細胞が存在しています。ひとつの細胞がどのようにして多種多様な細胞へと分かれていくのか、科学者はまだその謎を解明していません。その後、細胞は胃、脳、皮膚、歯など、特殊な機能を果たす身体の部分に組織化さていきます。

 一つひとつの細胞は、体内で専門的な役割を果たしているだけでなく、身体の機能を維持するために1秒間に数百万という作業を同時に行っています。

ほんの一例をあげるだけでも、一つ一つの細胞はタンパク質をつくり、膜組織の浸透性を調整し、栄養素を処理しているのです。この役割を果たすためには、それぞれの細胞が、ほかのすべての細胞が果たす役割を知っておかなくてはなりません。そうでなければ、肉体は分解してしまうでしょう。

1秒間に100万の作業をしている60兆もの細胞は、生活し、息をしている人間を支えていくために、自らの活動をどのように調節しているのでしょう? 

どうすれば、人間の肉体は思考を生み出し、毒素を排泄し、赤ちゃんに微笑み、そして赤ちゃんを作るという離れ業を同時になしとげられるのでしょう?

人の身体ではシンクロニシティがつねに起こっています。体内のほんのわずかな変化にさえ、全身が反応しています。たとえば、一日中、何も食べないと血糖値が下がりはじめます。すると即座に血糖値を回復できるよう、全身にシンクロニシティが発生するのです。

すい臓からはグルカゴンと呼ばれるホルモンが分泌され、
肝臓に蓄えられていたグリコーゲンをグルコースに転換し、身体のエネルギー源にします。

これに加え、 脂肪細胞は脂肪酸とグルコースを血液の流れに放出し、
神経細胞は骨格筋を刺激してグルコースの貯蔵を停止します。

この作業がいっせいに開始されるのです。
インシュリンの量は減少し、
心拍数が高くなりエネルギーが素早く体内に回るようになります。

血糖を正常値に戻すため、体内では約100万の出来事が同時に発生しているのです。

これは体中でいっせいに発動する機能のほんの一例にすぎません。このすべての活動が、従来の物理学では説明できない、光の速さより素早く伝達されるコミュニケーションがなければありえない出来事です。

「迷ったときは運命を信じなさい」
ディーパック・チョプラさん
サンマーク出版より。

生きているということは、生かされているということですね。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます