
「4丁目の朝焼け」
しっとりツルツルすっぴん美肌



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今朝は片岡鶴太郎さんの著書よりご紹介します。
僕は芸として「ものまね」から入っていきましたが、よく考えてみると、人はみんないろいろな人の影響を受けて、まねをしながら自分を形成しているような気がします。
でも、僕たちは自分のひとりで育ってきたように錯覚してしまうことがあります。
自分ひとりでもものの見方や考え方を形成して、自分ひとりの力でいきているかのように思ってしまうのかもしれません。
ちょっと社会的な立場ができて、周りの人たちにちやほやされると、つい僕たちは思い上がってしまいます。
自分の考えや自分の力だと思っているものは、本当の自分を感化してくれた、多くの人たちの考え方や力が結集したものだと思うんです。
僕たちは様々な縁に生かされていて、その縁によって生きていると思います。
そのことに気が付くことができれば、思い上がりが生じたときに、自分を戒めることができるのかもしれません。
ところが、実際に思い上がっているときは、自分でそれに気づかないことが多いものです。
良かれと思ってやったことが、あとになって・・・
「ああ、あの時は思い上がっていたなぁ」と気づいたりするものです。
僕はいつも、自分に正直な思いや考えを告白しようと思っていますが、何年かたって書いたものを読み返したとき・・・
「ああ、自分は思い上がっていたなぁ・・」と感じるかもしれません。
もちろん、そんなことばかり考えていたら何もできなきなくなって、前に進めなくなってしまいます。
そういう意味でも僕たちは、今思っていること、感じていることを正直に告白したり、表現したりするしかないのかも知れません。
その結果、あとになって思い上がりだったと気付く時が来たら、そのときにまた自分に正直に後悔し、反省してる自分でありたいと思っています。
「夢画夢中」
片岡鶴太郎さん
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます