
「秋」
しっとりツヤツヤすっぴん美肌


http://shop.kitakazeya.net
今朝は本田宗一郎さんのお話です。
いちばん大切なことは、前向きの姿勢、意思があるかないか。
その大事な条件は自分のアイデアによって支えられ、行動しないと意思は働いてこない。
自分でやってみて、反省する。
これが大切だ。
自分のアイデアを出さずに、意思があるとかないとかいうのはくだらない。
一日二十四時間、いかにエンジョイするかが問題なんです。
働くことにエンジョイを求められるかどうかは自分次第だ。
自分のアイデアで仕事をしていけば、仕事もエンジョイすることができる。
また、そういう人間は苦痛もエンジョイすることができる。
アイデアが出ない人はエンジョイできない。
面白くないということを人のせいにするなんてばかげている。
前向きの姿勢ということをいったが、それは、人のためでなく、自分のためなんだ。
アイデアを出すこと、アイデアの上に立って働くことだ。
命令されずに。
人間は刺激されないと発展しない。
困ったとき、苦しいときの知恵が尊い。
発明する条件でいちばんいいのが、苦しむこと。
経験して苦しむことだ。
苦しめば苦しむほど、人からみればわずかな発明でも、自分にはどれだけの栄誉か分からない。
栄誉があって、苦しみがないということは絶対にありえない。
この二つの同居人を片方だけ追い払って、上澄みだけとろうなんてできない。
失敗もいい。
もし失敗もせず、問題を解決した人と、10回失敗した人の時間が同じなら、10回失敗した人をとる。
同じ時間なら失敗したほうが苦しんでいる。
それが根性となり、人生の飛躍の土台となるから。
ただし、理論からはずれた失敗はいけない。
「本田宗一郎の3分間スピーチ」
(上之郷利昭)さん
光文社より。