『オーディションに受かって歌手になる』 | 北風家のおやじのブログ

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今朝は作家/エッセイストの浅見帆帆子さんの著書よりご紹介します。




夢をイメージングするとき、実現するまでの途中経過は考えなくていいです♪

人間って、何かを成そうとするとき、

「あの人に連絡してみよう」

「あの勉強会に参加してみよう」

「まず資本金を集めよう」

など、頭の中で方法を考えてしまいます。

もちろん、考えてワクワクする人は考えていいんです。

ただ、その(考えた)方法だけが唯一絶対の方法だと思い込まないように気を付けてください。

「もっと良い方法が出てきたらいくらでも路線変更は可能だよ」

とゆるく捉えてほしいのです。

ある40代後半の女性が私にお手紙をくださいました。

その方は、

『オーディションに受かって歌手になる』

という夢を持っていて、20代の頃からずっと、
オーディションに落ち続けていました。

「自分はもう40代後半になって、いい加減、こんなことを続けているわけにはいかないと思っています。

お金も続かないし、そろそろやめようとかと思うんです。

歌手になる道を諦めようかと思うんです」

こんな内容でした。

お手紙を拝見していると、これまでにもいろんな道があったことが書いてありました。

「インディーズでCDを出してみない?」というお誘い、音楽関係の会社に勤めている友人から、

「うちに就職しないか?」というお話があったり、

ある有名なアーティストのBGMの歌を歌わないか
そんなお話もあったそうです。

でも彼女はそれらの道を

「歌手になる夢とは違う」

ということで、頭の中で勝手に排除していたんです。

でも、もしかしたら、自分で創ったCDが大ヒットしたかもしれない。

就職した先のレコード会社に新しい縁が待っていたかもしれない。

それらが、自分の夢に繋がっていたというシナリオだったかもしれないのです。

本来歌を唄うのが好きで歌手になりたいという図式であれば、別にプロの歌手にならなくたっていいわけです。

お金を頂く歌手じゃなくても、大好きな歌を唄い続けることはできるからです。

でも、その方にとってはずっと、「オーディションに受かって歌手になる」
という方法だけが、歌手になる唯一の道だと思い込んできたんです。

つまり彼女は、せっかく来ていたチャンスを、バッサバッサと切り落としていたんです。

夢への途中経過を固定しすぎて、「これしかありえない」

という今の自分の枠でしばりつけてしまうと、他の方法が用意されているときに、そのサインに気づけないんですね。

毎年7月になると、富士山の山開きが行われ、山小屋も続々と営業を開始します。

富士山の山頂まで登るには、大きなルートで3つあります。

どこから登っても、山頂にはたどり着けるようなルートになっています。

初めて富士山に登った時、雨が降って視界も悪く、朝日を観ようと、夜中に登っていて、途中で道をそれてしまいました。

夏でも雨が降ると、すごく寒いんです。

そんな中、山小屋の灯りだけを頼りに、登っていきました。

夢への道はいくつもある。

もし、前例がなければ、
自分で創れば、道ができます。

「あなたは絶対!運がいい!」

浅見帆帆子さん