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今朝は音楽評論家の湯川れい子さんの講演録よりご紹介します。
16世紀の頃、ヨーロッパでは、精神科医がうつ病の治療に音楽を使っていたそうです。
患者に心地よいと感じる音楽を選ばせると、
破壊音が入った曲やレクイエムのような暗い曲を選んだそうです。
医師は患者が選んだその曲を聴かせます。
すると徐々に病状が回復し、病状の回復とともに、患者は明るい音楽を選ぶようになり、最後には、モーツァルトやビートルズなどの明るい音楽を心地よく感じるようになって、
同時に、うつ病がなおっていたという症例が何例も報告されています。
これを 『同質の原理』 と言います。
つらい時や悲しいとき、
「がんばれ!」と励まされるより、話しを聴いてもらい、「つらかったね」「大変だったね」と同調してもらった方が元気になれるのも、この「同質の原理」です。
その時々の心理状態や体調に合わせた音楽があり、
それは私たちを元気づけてくれる力を持っているのです。
話しを聴くときに大事なことは、“気持ちを聴く” ということですネ。