うつ病の治療に音楽 | 北風家のおやじのブログ

北風家のおやじのブログ

がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
”まじめにていねいに心をこめて”をモットーに家族で頑張っております。

$北風家のおやじのブログ-madokara
「窓から洞爺湖」
しっとりツヤツヤすっぴん美肌きゃははーがごめオリーブ石鹸!
http://shop.kitakazeya.net



今朝は音楽評論家の湯川れい子さんの講演録よりご紹介します。



16世紀の頃、ヨーロッパでは、精神科医がうつ病の治療に音楽を使っていたそうです。

患者に心地よいと感じる音楽を選ばせると、

破壊音が入った曲やレクイエムのような暗い曲を選んだそうです。

医師は患者が選んだその曲を聴かせます。

すると徐々に病状が回復し、病状の回復とともに、患者は明るい音楽を選ぶようになり、最後には、モーツァルトやビートルズなどの明るい音楽を心地よく感じるようになって、

同時に、うつ病がなおっていたという症例が何例も報告されています。

これを 『同質の原理』 と言います。

つらい時や悲しいとき、

「がんばれ!」と励まされるより、話しを聴いてもらい、「つらかったね」「大変だったね」と同調してもらった方が元気になれるのも、この「同質の原理」です。

その時々の心理状態や体調に合わせた音楽があり、

それは私たちを元気づけてくれる力を持っているのです。

話しを聴くときに大事なことは、“気持ちを聴く” ということですネ。