サービスは「思いやり」だと | 北風家のおやじのブログ

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がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
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今日は小山薫堂氏の著書よりご紹介します。


僕はいつも、企画はサービスで、サービスは「思いやり」だと言っています。


どんな仕事でも「企画=サービス=思いやり」が必要です。


例えば、ネジを作っているだけの仕事でも、じゃあネジを運ぶ人がどうやったら

楽しく運べるだろうか……と考えることもひとつの企画でありサービスなので

す。


自分の仕事に、世の中の「徳」をどう考え出せるか。


自分が儲かることだけではなくて、これで何人の人を感動させられるか、誰を

喜ばせることができるか、と考える。


そうすれば自然と、自分の中のどこかにあった、良い「気」のようなものが、自

分の全体に満ち溢れてきます。


『社会を動かす企画術』中公新書ラクレ


作家の池波正太郎氏は、タクシーに乗ると必ずチップを100円、運転手さん

に渡していたそうです。


それは、その運転手さんが気分よくなれば、次に乗るお客さんにも気持よく接

してもらえるから。


そうやって、小さな幸せを順に送っていきたい、と。


小山薫堂さんは、小さなことでもいいから、何か社会に影響を及ぼすことが大

事だと、色々な企画をしています。


すなわち、“しあわせの連鎖”だ。


身近なことで、どんなことができるでしょうか。


例えば、郵便配達や、宅配便の人たちが荷物を運んできてくれたとき、「あり

がとう」、「ご苦労様」という。


夏だったら、「冷たい麦茶くらい出す」、「おしぼりがあったらもっとすごい」と、ど

んどん、考えていく。


車に乗っているとき、横から入りたい人がいたら「気持よく入ってもらう」。


さらに、その時、笑顔で、うなずきながら手で「どうぞ」と態度で示す。


日常のさりげないできごとを、少しひねって、相手を喜ばせることを考える。


そんな、格好いい「思いやり」を実践したいですネ。


そうすれば、世のなかに「徳」が一つ増え、自分にもいい気がめぐってきます。




 ∧,.∧
( ・ω・) ありがと
(っ  )っ
 ( __フ
 (_/彡