「放下著(ほうげじゃく)」 | 北風家のおやじのブログ

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今日は五日市剛さんの著書「しあわせへの気づき」よりご紹介します。


新潟県のある主婦の方から、こんなお葉書をいただきました。

「失う」のではなく「手放す」


若さも 健康も 愚かさも 愛しさも 何もかも…
「健康を手放す」ことが「不健康になること」だったり、「若さを手放す」ことが「老いること」なのではなくて、それは「執着」しないことだ、と気づきました。


自我を手放すとでもいうのでしょうか。

健康も若さも愚かさも愛しさも何もかも手放した状態。

それは一番「神」に近い状態では…。

あるいは「生まれたての状態」。

限りなくピュアになること、なのかもしれませんね。


そんな気持ちで生きられたら、何のストレスもなく、幸せだろうなぁ…と思います。

「人は自分以外のもののために生き始めたときから、本当の人生が始まる」という言葉があります。


恐らく我々は、誰かのために何かを一生懸命しているとき、しかも見返りを一切期待せず、それを心から喜んでしているときに、いちばん自分を手放せるのではないだろうかと思います。


本来、人というのは、自分を本当に必要としている何かのために生きたいものです。

『しあわせへの気づき』とやの健康ヴィレッジ

我々は往々にして、誰かに何かをしたとき、「報告がない」とか「お礼の連絡がない」とか、見返りを求めてしまいます。


見返りを求めなければ、相手に対する行為はより一層輝くのに、そのひと言で台無しになってしまうわけです。

「かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻む」という言葉がありますが、「かけた情け」は手放さなければなりません。


禅では、手放すことを「放下著(ほうげじゃく)」といいます。


しがらみや、こだわりを、「捨てろ」、「忘れてしまえ」、「ほうり投げろ」、です。

若さも、健康も、愚かさも、愛も、憎しみも、それに執着しないことです。
執着しているときは、ベクトルが自分を向いています。

自分のベクトルが外に向っているときは、「人を喜ばせよう」としているときです。

見返りを期待せず、世のため人のために生きることができたら、最高の人生となります。


どうぞ~~~

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