やさしさが大事 | 北風家のおやじのブログ

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がごめ昆布を漬け込んだオリーブオイルを主原料にした手作り石けん、がごめオリーブ石鹸を作っている北風家ねっとのおやじのブログです。
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北風家のおやじのブログ-新栄山
【新栄山】人形:武田信玄 江差の祭りまであと3日



今日は坂本光司教授の著書よりご紹介します。



今、企業がいちばん求めている人財は、知識やノウハウ、あるいはテクニックの保有ではなく、やさしさや組織の仲間のことを思いやる心、つまり利他の心をもった人である。

物的にほぼ満たされた今日、やさしさこそが、社会がいちばん飢えているものだからだ。

だから多くの企業は、採用、社内教育にあたっては、やさしさと、利他の心をもった社員を採用、育成したいと考えている。

学生や社会人も、このやさしさ、利他の心を高める生き方、学び方を心がけるべきなのだ。

こうした人財になるためのいちばんよい方法は、心やさしい利他の心をもって人生を生きている人々の言動に真摯に学ぶことである。

それとともに、心洗われる書物を意識的に読んだり、利他の心あふれる場所に出かけてみたりする。
そして恥ずることはない。
人の苦しみ、悲しみ、喜びに触れ、涙することだ。

私の経験からいえば、人のやさしさは涙の量に比例するのだから。

『経営者の手帳』あさ出版

どんなに数字をあげる力があろうが、技術を持っていようが、思いやりのない自己中心的な人間は、結局企業や組織からは必要とされなくなります。
なぜなら、他人の幸せをはかるという利他の心がなければ、企業も人も、長くは生き残れないからです。

どんな企業でも組織でも、その存在する意義は、「顧客の喜び」のためにあります。

顧客の喜びや幸せを考えることができる人は、利他の心を持った人です。

他人の痛みや悲しみが分からなければ、利他心や思いやりの心は生まれません。

そのためには、できる限り感動の場面に立会い、感性豊かな人たちと付き合うことです。

昨今は、マスコミやツイッターでの何気ない発言が大問題となることがあります。

そのほとんどが、人の気持ちがわからない思いやりのなさや、人の心を踏みにじるような利己的な発言に端を発しています。
企業や店舗の苦情も、このやさしさや気配りの足りないことからくるものが多いです。

人の痛みや悲しみを感じ、涙できる人でありたいですね。




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( ・ω・) ありがと
(っ  )っ
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