喜多方スマイリングキャンプ〜実りの秋を楽しもう!〜最終日が終了しました!

 

最終日の三日目、さすがに疲れてきたのか昨日は起床時間よりだいぶ早く起きてきたのに、この日はぎりぎりまで寝ている子がほとんど。

起きてきてからも騒ぐこともなく、ゆっくりとした1日のスタートです笑

 

この日の朝ごはんは和食。

ご飯とお味噌汁と焼き鮭を作ります。

そしてメニューの予定にはありませんでしたが、前日の夜に残ったカレーも食べたいという声があり提供!

まさかの朝カレーです!笑

 

できたおかずを並べ、カレーは食べたい人だけ自由に盛るようにしたところ、半分くらいの子がカレーをかけていて、しかもいつもよりもりもりと食べていました。

次回から朝カレーを正式にメニューに加えても良いかもしれませんね!

 

朝ごはんが終われば、テントの片付けの開始の開始です!

まずはテントの中の荷物の整理からです。

3日間の活動を終えて、荷物が散らばってしまっている子がちらほら、、、

スタッフの助けも借りながら、一生懸命荷物を詰めます!

整理が終わればテントの撤収です。

自分の背丈より大きいテントを、みんなで手分けしながら畳んでいきます。

(少し息抜きもしながらですが、、、笑)

 

 

 

そして、それが終われば施設の清掃です。

体育館やキッチン、和室など自分たちが使ったところは自分たちで綺麗にします!

それぞれ手分けをして掃除をして、綺麗になったかどうかをスタッフにチェックしてもらいます。

自分の場所でなかなかOKがもらえず苦戦している子もいましたが、なんとか全部の場所を綺麗にすることができました!

(そう言えばこの時は専属のカメラマンがいました笑

 

 

 

 

掃除が終われば、お昼ご飯まで自由時間です!

自由時間は男子チームは外遊び、女子チームは室内遊びで別れて活動しました。

外遊びチームは、スマイリングキャンプでいつも遊びに行っている神社で遊びます!

外遊びとは言え疲れているメンバー。神社の近くに流れている小川を囲んで穏やかに話をしながらほとんどの時間を過ごしていました!

 

 

 

室内遊びの女子チームは、トランプや絵しりとり、UNOをしたりしながら、こちらも穏やかに時間を過ごします。

 

 

自由遊びの後はお昼ご飯です!

最後のお昼ご飯は、自分たちの好きな具材で握ったおむすびです。

昆布の佃煮や梅干しなど色々な具材を用意してありましたが、「味噌を入れたいー!」という子がちらほら。

味噌を具材にすることは考えていなかったので、子供達の発想力はさすがです!

自分の好きな具材を組み合わせてオリジナルおむすびを握ります!

いろいろな形のおにぎりが出来上がり、美味しそうに頬張っていました!

 

 

 

 

お昼の後は、最後の振り返りです!

色々なことがあったこの3日間を振り返り、感想をシートにまとめ、発表します。

竹細工体験や収穫体験のことからはじまり、料理をしたこと、お友達と遊んだこと、様々な思い出を発表してくれました。

 

 

振り返りが終わると、お迎えが来る時間まで最後の自由時間です。

最初はどこかよそよそしかったメンバーも、3日間も一緒にいればみんな仲良し。

みんなで頭を寄せ合ってカメラの画面をのぞいたり、トランプをしたり、最後を惜しむように仲間との時間を過ごしていました。

このなんとも言えない幸せな時間が私は大好きです!

 

 

 

 

お迎えやバスの時間になり、みんなでお別れを言ってこのキャンプは終了です。

 

 

 

楽しかったキャンプのこれでおしまい。

今回のキャンプは、その季節やその土地でしかできない体験活動を盛り込んでプログラムを構成しました。

ネットで調べればあらゆる情報が簡単に手に入る時代。

そうした時代であるからこそ、本物の「体験」というものの大切さが際立つと思っています。

2日目午前に行なった喜多方の雄国地方の根曲竹細工。これはお蕎麦のざるなどを主に作っている伝統産業です。

誰でも簡単に作れるような体験メニューを今回は行いました。

伝統の技の凄さや、完成させることの喜びなどを感じてもらえたのではないかと思っています。

また、同じ日の午後に行なった収穫体験。地域の方の協力のもと、イネを刈るだけでなく、刈られたイネがどのように袋に詰められるのかまでの流れを全て見学することができました。

この体験では、普段何気なく食べているお米。その裏側にはたくさんの人の努力があることを感じでもらえたと思います。

 

こうした体験をすることで、竹の製品やお米の見方が変わって来るのではないかと思っています。

流通が発達して、インターネットのボタン一つでほとんどの物が買える時代です。

しかし、その裏側を支えている、いわゆる「生産者」の方々。こうした方々の努力は決して忘れてはいけません。

今回参加してくれた子たちが大きくなる頃には、今からは想像もつかないような便利な世の中になっているでしょう。

そうした時代になって来るからこそ、全てのものは「人の努力」で作られているのだということを忘れない大人に育って欲しいと思います。

 

私のこの想いがどの程度子供達に伝わったかはわかりませんが、少しでも参加してくれたメンバーの成長のきっかけになれば幸いです。

 

次のキャンプの予定は来年1月!

今からどんな楽しいことをしようか、ワクワクが止まりません!

次もやるぞーー!!

 

らいた