こんにちは
いつも有難うございます
先日、アカゲラがデッキ横で
巣作りしてるって言ったけど
ステーキ食べてたら
【浅間ミート赤城牛モモ肉厚さ3㎝】
にわかにアカゲラの動きが忙しくなって
穴の中から
「ジージージー」と低音の鳴き声が
【これがアカゲラ雄だっ!
wikiよりお借りしました<(_ _)>】
弥次さんと顔を見合わせて
「う・産まれたか!」
ここは産院か?
しばし感動
何故か目頭を押さえる2人
そしてそれからは小声で話すディナータイム
といってもまだ明るい夕方
とりあえず雛の誕生に乾杯
親鳥は夫婦でフォーメーションを組んで
メスが出ればオスが入り
また逆もしかり
【アカゲラは写っていません】
一生懸命エサを運んでいる様子
「おおっすごい!がんばれ!」
もう目が離せない
それなのにそんな時に限って
ライダー軍団が
弥次喜多山荘の前を
ゴゴゴーブオンブオンと
隊列をなして通り過ぎる
すると今迄に経験した事無いような感情が
喜多を襲う
「ちょっちょっと!今うちの子が寝たばかりなのに
静かにして!」
そんな感情が瞬時に湧きあがって来たのだ
うちの子って何?
弥次さんにしても
「何としても守らなきゃいかん!」と
ステーキナイフ片手に鼻息荒く
すだれ越しにアカゲラの巣を見つめる
今や弥次喜多2人の瞳には
炎が宿っている
詳しく言えば
左目に炎
右目に愛が宿ったのだ
親目線なのか
ジジババ目線なのか
そこが良くわからない
今度はスズメバチが飛んできて
巣のある木のまわりを嗅ぎまわる
羽音が大きくって
癇に障るったらありゃしない!
親鳥は警戒して
巣穴から顔を出して
スズメバチの行動を凝視
「いかんな・・」
静かだが怒りに満ちたつぶやきが
喜多の口から洩れる
薬剤は使えない
雛が吸い込んだら大変なこっちゃ
咄嗟に柄の長いホウキを手に庭に走り出た
スズメバチは飛んでいったけど
油断は出来ない
弥次さんが真新しい
「ハチ激取れ」を近くに仕掛ける
こちらもフォーメーションばっちりだ
もはや
天敵から雛を守るために
人間の力を行使する事を惜しまない
ソルジャーと化した弥次喜多
心なしか眼光が鋭くなって来たように思う
【雨後の新緑の森】
そうだな
巣立ちしたあかつきには
お雛様・兜
七五三のおべべや・・
妄想が膨らんでとめどない
ちょっ待てよキムタク?
相手はアカゲラだぜ
冷静に冷静にどうどう
愛は暴走しやすい