緞帳が上がりました。
客席ではスマホのシャッター音が聞こえます。
「物語の舞台は
フランスのパリでちよ。パリもアウシュビッツに3年間も占領されていたんでちって」。
その3年間で、パリの芸術を守ろうとした人々のお話でした。
「二部でちよー」。
二部のなるとフランス国旗とエッフェル塔は無く、虹もありません。
国旗もドイツになりました。
柚香さんのコンサートの時も思ったけど、何となくやっつけ感を感じるのは私だけでしょうか。
相変わらず、目の前に柵があるB席の12列目なので、センターや銀橋が見えなくて、余り物語に浸れませんでした。
贔屓の美羽愛ちゃんの台詞も一言だったし。
「ここの前で写真を
撮るのにも慣れたものでちね」。
「並んでる廊下には
高橋大輔⁉️」。
少し前に日比谷ミッドタウンでフィギュアの元ペアの高橋成美ちゃんを目撃しました。
声ですぐ分かりました。
明日海さんが退団すること時には、もの凄く悲壮感があってサヨナラ気分だったのに、立ち上がって膝のシワを少し直す様な感じで歩き出せる『アルカシェル』観劇後でした。
今日から5月。公演も残り少なくなりました。