お茶に含まれる成分「EGCg」が骨の健康に作用する研究報告 | 喜多重左衛門のブログ

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喜多重左衛門 宇治茶師の末裔である12代喜多重左衛門が、実体験で培った知恵とお茶の論文から、実践に使える、有効物質を破壊しない、喫茶法をお伝えします。
科学的に実証された日本茶の効能を有効に抽出喫茶できるように教授するものである。

EGCg処理24時間後の細胞残存比率


お茶に含まれるカテキンの一種で最も抗酸化力が高い「エピガロカテキンガレート(EGCg)」が、破骨細胞の細胞死を誘導したという実験結果が報告されています。in vitroの試験で、EGCgで処理した破骨細胞は、EGCgの濃度依存的に細胞死が誘導されていることがわかりました。


機能性表示食品でも受理された“骨の健康”

そこで気をつけたいのが骨密度を下げないために必要な栄養を積極的に摂ること。骨を形成するカルシウムや、カルシウムの吸収を促進するビタミンDなどは重要な栄養成分です。それらを補給するサプリメントだけでなく、「骨の健康に役立つ」ことが表示された機能性表示食品も届出が受理され、骨の健康をサポートする成分が注目されています。

中でも、お茶の成分が骨の健康に影響することが報告されているのをご存知でしょうか?お茶の飲用が骨密度に与える影響を調べた疫学調査報告や、お茶に含まれる成分「EGCg」が骨の健康に作用する研究報告.

.お茶を飲むと骨が丈夫に!?

お茶を飲む習慣がある人は骨密度が高いという疫学調査結果が報告されています1)。