北島綜合会計事務所スタッフの山本です。
「あれ」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？
関東在住の人は、「？」となる方が多いと思いますが、関西在住の人なら、すぐに「ARE」のことだとわかるでしょう。
私は大阪出身ですが、関西を離れて長いので、この夏に大阪に住んでいる家族から、「あれ」と聞いて、「？」となり、説明を聞いて理解したものです。
そうです、「あれ」もとい「ARE」とは、阪神タイガースの岡田監督が優勝の隠語として使った言葉です。
私は、産まれた家が阪神ファンだったことから、小さい頃から夏はテレビの野球中継がついていて、時々甲子園球場にも足を運んでいたので、自然と阪神ファンになったのですが、阪神ファンの応援の仕方が独特で強烈な部分が少し苦手で、大人になってからは野球を観ることはなくなり、たまに家族から阪神の様子を耳にするくらいになりました。
そんな私ですが、今回の日本シリーズ、オリックス対阪神が3勝対3勝で迎えた第7戦(最終戦)は、思わずプレイボールからテレビ中継を観てしまいました。「オリックスは大阪が本拠地、阪神は兵庫が本拠地なんだし、どっちが勝ってもいいよね。」と思いながら観ていたはずなのですが、気づけば阪神を応援している自分が。。血が騒ぐとはこういうことを言うのだな…と(笑)。
結局、岡田監督が胴上げされるまでしっかりLIVEで観切ったのですが、7-1で迎えた9回裏のオリックスの攻撃、2アウトまで試合が進み、これはもう阪神の日本一は確実では？というところで、観客席のファンの様子が映ったのですが、50歳くらいのおじさんまでもが目を潤ませている様子に、阪神の日本一よりも、男泣きさえさせてしまう阪神の人を惹きつける力に、私は心を魅了されてしまいました。
私が小学生の頃の阪神タイガースといえば、毎年最下位争いをするチームで、弱くて当たり前、でも、ファンは沢山いて熱烈応援してくれるというようなイメージだったのですが、きっとこのおじさんは、その頃よりもっと前から阪神を応援してきたんだろうな。最弱チームの頃から何十年も、毎年毎年ずっと優勝を信じて応援し続けてきたんだろうな。と、そのおじさんと阪神との過去の思い出を勝手に想像し、ウルウルとしたものです。
そして、11/23には兵庫と大阪で阪神、オリックスの共同パレードが開かれており、何十万人もの人がそのパレードのために集まったとか。。。
恐るべし、阪神タイガース！！そして、日本一おめでとう御座います！！
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