25年に及ぶ国会議員としての矜恃を語る。 | 不埒な病、不埒な趣味、そしてetc.

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2012年9月に下咽頭癌にかかり、以後、自宅で長い療養生活に入る。暮しの中心は読書。いきおい読んだ本の話が多いかも。
音楽と競馬の話も、僕には欠かせない日々の潤いです。

最近の石原慎太郎を見ていると、やはりその年齢からくる衰えは隠せるわけもなく、無残に見える。もしかしたら、自身が総理大臣になることが、あるやもしれぬと、このプライドの高い人は思っていたのかも。
青年政治家として颯爽と登場し、一般に考えられているよりも、政治に没頭していたのが「国家なる幻影 わが政治への反回想」を読むとよくわかる。彼のいうことを全面的に信じるわけではないが、この国の政治家のありように落胆してしまいかねないのだ。