クロスロードって黒人たちにとって特別な場所だったらしい 映画「クロスロード」は、ジュリアード音楽院に通うギタリストのユジーンが、ロバート・ジョンソンの幻の30曲目の曲を求めてミシシッピまで旅をし、成長していく映画だ。ジョンソンと最後に演奏した、ハーピストのウィリーと共に。 ブルーズのためにクロスロードで悪魔に魂を売り渡したウィリーのために、ユジーンはやはり悪魔に魂を売り渡したギタリストとギターバトルをする羽目になる。最後の最後にユジーンが弾くのは得意としたクラシックギターのテクニックだった。ふたりは、ミシシッピからシカゴへ行くのか。かつてブルーズが、そうしたように。