「もう波平さんにはなれない…」75歳まで働く時代到来にロスジェネ世代の嘆息
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正直、男性の健康寿命が72歳台の今、75歳から年金もらって何になるのか、と思ってしまいます。私は60代の元気な内に、それまで貯めた貯金とその時もらえる年金を使って海外旅行に行きたいと思いますよ。
完全にハシゴを外されたロスジェネ世代
私は1973年生まれのいわゆる「ロスジェネ世代」です。我々は高校生ぐらいまでは、「いい大学に入ればいい会社に入ることができ、終身雇用で定年後は年金生活で悠々自適」という神話を押し付けられてきました。そして「それだけ日本は素晴らしい国なのだ」とも。
ただ、実際に大学受験の段階になると、209万人が生まれた年の受験生だっただけに苛烈な受験戦争があり、その後もいわゆる「一流企業」「人気企業」に入る道は極端に狭かった。バブル世代の「1社受ける度に交通費を10万円もらえた」「内定式の拘束のためにハワイに行った」なんて逸話は一切ありませんでした。
こうした状況を経てロスジェネ世代は社会に出たわけですが、結局は、非正規雇用だらけに。「年越し派遣村」に行列を作ったりする人も少なくありませんでした。地方自治体がこの世代を対象に職員募集をするも倍率は600倍だったりして、しかも合格できるのはそこそこそれまで活躍してきた人だったりする。
完全にハシゴを外された世代である我々に、「75歳まで働け!」なんて言われたところで、どうすればよいのでしょうか。
もともと波平さんの姿を見て自分たちの将来を夢想していたけれど、それはもう現実のものにはならないことが分かりました。さて、国はこれからこの世代の人々をどうやってなだめるのでしょうか? もうこの世代の多くは怒りを通り越して諦めの境地に入っているでしょうが、岸田政権も野党も、次の参議院選挙に向けてしっかり対策を練ってもらいたいと思います。お手並み拝見です。
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