まいど、北田です。
前回、サラリーマンでも確定申告をすれば、
「医療費控除」や「生命保険料控除」で、
使った費用を計上して節税できる。
っていう話をしたけど、
副業をしているサラリーマンが、
活用すべきなのが、この「確定申告」なんよ。
副業をしてるサラリーマンは、
会社からの給料(給与所得)があるやん。
その年収が「400万」としよか。
仮にその人が、
土日に飲み会やイベントを主催してて、
継続性があれば、
そこで得た収益は「事業所得」と解釈できる。
すると、その収益を得るために使った、
「交際費」や「交通費」、「会議費」
を費用として経費に入れて、
もし自宅を事務所として使ってれば、
「家賃」、「光熱費」、「通信費」の
約半分も経費として扱える。
結果、イベントの売上げが年間50万円、
年間費用が150万かかったとしよ。
ほなら、
その年の所得は「-100万円」。
赤字やな。
そして、サラリーマンで得た、
給与所得「400万」から、
イベント事業で得た、
事業所得「-100万円」を引くと、
残りは「300万」。
(この赤字と黒字を相殺することを、
【損益通算】と呼ぶ。)
税金は、合算した所得に掛かるもんやから、
所得が「100万円」減ったら、税金も減る。
税率を、
所得税5%(年収によって変わる)
住民税10%(一律)
で、合計15%やと仮定したら、
「15万円」も節税できたことになる。
つまり、サラリーマンでも、
知恵を持って「仕組み」を学ぶだけで、
「確定申告」を活用することが出来る。
(会社によっては例外もあるので、
節税は自己責任でね♪)
ただし、「確定申告」の目的は、
【税金を減らすこと】じゃないねん。
確定申告とは、
自分の税金を確定させることが目的。
そのプロセスで、
お金の詳細な出入りと
【税額】(税率)を把握することができる。
お金の出入り、税金を把握することが、
お金を活かす、第一歩になるってことは、
言うまでもないわな。
まとめ
「知恵があれば赤字さえも味方にできる」