久しぶりに 乙一さん の小説を読みました。
17歳の時
水難事故で死んだはずの幼馴染
お気に入りの線香花火を灯すと、
自分にだけ姿を見せる。
しかし、呼び出すことができる線香花火は、
だんだんと減ってゆく。
ラストのお別れ 切ないけど
ちゃんとお別れが出来たので
穏やかな気持ちで読み終える事が出来ました。
以前 読んだ
乙一さんの小説(ZOO1 暗黒童話 等)は
ホラー作品ばかりでした。
この小説も ホラー作品と思って読みましたが
青春小説でした。
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「この川のむこうに君がいる」 濱野京子

宮城で東日本大震災にで被災した
中学生の女の子
埼玉県に引っ越すが そこでは
「可哀そうな被災者」として見られる。
3.11の被災者であることを隠して
高校生活は、まっさらな状態で始めたいの思いから
同じ中学の出身者がいない都内の高校を選んだ。
そこで 福島で被災した同級生と出会う。
以前読んだ 「氷柱の声(くどうれいん)」
と同じく震災から感じた 若者の思い、感情が
分かりやすく描かれています。
中学、高校生向けなので
読みやすかったです。
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昨日と今日で
雑木林が一斉に黄緑色に染まりました。
庭のチューリップは満開です。


じゃあね。
