楽しい楽しい。

ずっと笑顔にさせてくれる。

私事で恐縮ながら、数多あるハリウッド産CGムービーの中でも大好きなシリーズ。

優秀な日本語吹き替え版で鑑賞しましたら、大当たり。

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2023 HASBRO

 

  トランスフォーマーは必死に地球を守りたい

 

あらすじは、とにかくデカい。

母星での争いから逃れて、地球にやって来た生物たちがいる。

オートボットことトランスフォーマーである。

ひっそり暮らしていた彼らだが、地球を食い物にしようとする最強の敵ユニクロンの襲来を察知。

地球を守れ!と立ち上がる彼らの戦いだ。


身を隠して暮らすために、彼らは自動車に擬態している。

普段は車(オートモービル)、人目のないところではロボットだ。

この発想、可愛くないですか?

しかも変身=トランスフォームする流麗さといったら、素晴らしい!

 

日本が誇る玩具会社タカラトミーから生まれ、ハリウッドで映画化された人気シリーズの第7作目。

舞台は1994年と、今回は時間を遡っている。

お馴染みのメンツも若い。

ロボットなのに、だ。

 

カッコよさの権化であるオプティマス・プライムも血気盛んである。

黄色いバンブルビーはいつも通りに可愛らしい。

これほどのシリーズになると、登場人物や登場トランスフォーマーを忘れがちなババア(当方)の脳味噌でごめんなさい。

 

しかし、前日譚なので!

何も知らずとも、記憶が朧げであっても、無問題。

わくわくのカーチェイスや、戦闘や、キメキメの台詞を楽しんでいたらオーケー。

何も考えずに没頭できる仕掛けがいっぱいだ。

 

 

  日本語吹き替え版キャスト&スタッフ

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2023 HASBRO

 

青年ノア役のアンソニー・ラモスは、若い頃の奥田民生に似ている気がして好き。

 

考古学女子エレーナ役のドミニク・フィッシュバックが上手くて、ウーピー・ゴールドバーグの自伝映画が実現したら主演に推したい。

 

この主演2人の声優が分からなかったのですけれど、ノアはSexy Zone中島健人、エレーナは仲里依紗だとは! 驚いた。とても自然で良い。

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2023 HASBRO

 

オプティマス・プライム役の玄田哲章がカッコ良すぎて、嬉しさが暴走。

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

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ゴリラことオプティマス・プライマル役は子安武人でイケボ(イケメンボイス)すぎる! アニメ『異世界おじさん』も最高であった。

 

トランスフォーマー ビースト覚醒

(C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO. (C)2023 HASBRO

 

ミラージュ役の藤森慎吾はオリエンタルラジオの、というよりも、プロ声優。

 

ファイルーズあいも勇ましく、津田健次郎が登場して大興奮。

 

スティーブン・ケイプル・Jr.監督は『クリード 炎の宿敵』でロッキーとドラゴの因縁対決を蘇らせた人。本作も危なげなく、観やすい。少年魂がたっぷり。

 

製作陣にスティーブン・スピルバーグマイケル・ベイが名前を連ねるから、子どもから大人まで幅広いターゲット層だ。

 

 

  秒速で駆け抜けるCGアクションが美しい

 

127分もあった模様だけれど、体感では30分ほど。

本当に、あっという間!

いきなり戦闘や宇宙事情に巻き込まれる人間2人の戸惑いも、良い。

なにしろ軽快である。

トランスフォーマーたちは自らの生き残りを賭け、地球の命運も託されているというのに、物語の重さはない。

だから救われる。

ドガーンときてギャルルルゥゥゥ!と回転して飛んでいってガシャガシャぶつかる、美しき鋼の体と体。

ウホー!である。

 

しかも、新キャラクターたちも元気。

予告にも登場する彼らは、動物に擬態している。

動物=ビースト戦士=マクシマルズだ。

名称が色々あるので、次回作では忘れている予感がある。

が、彼らの仕草がたまらない!

ウホウホー!である。

 

ニューヨークから南米へ。

大問題が起こっても、秒で解決するスピード感。

ストレスがない。

新メンバーの擬態もバイクだったり、高級車だったりと多彩。

ついには、彼らの熱意にうっかり泣かされた。

ホロリである。

 

おお良いなと思ったエンディング曲は、中島健人さん所属のSexyZoneであった!

映画のイメージとすり合わせて作られたという『Try This One More Time』、素敵である。

 

なお、エンドロールは長いので注意したい。

キャストスタッフの滞在ホテル名の欄を経て、ようやく音楽欄になる。

よし、そろそろ終わるとホッとしたのも束の間、トロンボーンだけで13名の名前が並んでいた。

多い。

こうなると、エンドロールは見なくてもいいかなあという気持ちに。

だけど許しちゃう。

ファンとはそういうものですね。

 

 

※前作の記事です↓

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年製作/127分/G/アメリカ
原題:Transformers: Rise of the Beasts

監督:スティーブン・ケイプル・Jr./製作総指揮:スティーブン・スピルバーグほか/製作:マイケル・ベイほか/原案・脚本:ジョビー・ハロルド/脚本:ダニエル・メテイヤー、ジョシュ・ピーターズ、エリック・ホーバー、ジョン・ホーバー/撮影:エンリケ・シャディアック/美術:ショーン・ハワース/衣装:キアラ・ウェイリー/編集:ジョエル・ネグロン、ウィリアム・ゴールドバーグ/音楽:ジョニック・ボンテンプス/出演・日本語吹き替え版:アンソニー・ラモス=中島健人、ドミニク・フィッシュバック=仲里依紗、玄田哲章、子安武人、藤森慎吾、高木渉、柚木涼香、ファイルーズあい、武内駿輔、本田貴子、飛田展男、三宅健太

※読んでいただいてありがとうございます。情報に誤りがありましたらご一報いただけたら幸いです。

カチンコスクリーン

 

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