『サイレント・ハウス』 SILENT HOUSE 2011年・アメリカ・フランス
何この緊迫感・・・!
すんげえ緊張したからあああ!
すみません、大興奮で言葉が汚くなりましたが、心臓が飛び出しそうになったっつうのー!
放置していた別荘の掃除に訪れたファミリーが、襲われるんである。
敵が何なのか分からない。
あっち系?そっち系?
どっち系なのよおお!というドキドキで息苦しい。
まるで主人公と同じテンションの迫真。
というのも、ワンシーン・ワンカット(に見える)カメラである。
そう、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー撮影賞を獲得したあの手法だ。
それを、バードマンよりも先に導入した(!)ウルグアイ映画『SHOT/ショット』のリメイクである。
だから、臨場感あるのみ!ナイス、ホラー!
オルセン・ファミリーの妹エリザベス・オルセンが主演。双子の姉たちに激似。
胸がプルンプルンである。
パイオツがこぼれ出ちゃう・・・!
という緊張感が終始、本来のドキドキに加わって心臓がもたない。
思うに、高機能ブラを着用している。うむ。
父と叔父はどこかで観たと思ったが、色んな人に似ているだけだった罠。
クリス・ケンティス監督は、海上2人ぼっちホラー『オープン・ウォーター』も緊迫していた。
ローラ・ラウ監督と共同監督なのだけれど、見せ方がエグい。
主役を混乱に陥れるスタイルが徹底していて、逆にマゾ疑惑。
カメラは主に1人フォーカスなので、画面に映りこむ背景が限られる。
周囲の状況が、本人以上に観客には見えない。
そこに想像力が生まれ、恐怖が高まる仕組みだヤホー!
核心に気づいても、85分間の短尺。
理屈や疑問をこねくり回す前に映画が終わる。
よって、大成功。
しかも、ウルグアイで実際に起こった事件が元ネタだと鑑賞後に知って、失神した。
オルセン嬢の怯え演技も美しくって、よい。
一軒家で、少人数制。
それで、ここまでのドキドキ。
1万円崩したくて買ったスクラッチが、10万円当たったくらいのお得感ですから。マジで。
WOWOW
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