
『SF巨大生物の島』 MYSTERIOUS ISLAND 1961年・イギリス・アメリカ
巨大生物が観たい。
猛烈にデカいものに向かって、蟻のような人間がオタオタする姿が観たい。
巨大であるから、やはり人間としてはパニックになるだろう。
ここは一体、どういう場所なんだ!?と、錯乱するだろう。
最初の巨大生物の顛末で、そんなワクワクは終了。
巨大生物、あんまり出てこない。
人間、全然、驚かない。
あれは何なんだ!?なんて疑問は、誰も抱かない。
あるがままを受け入れている。
そして、孤島に来てまで戦争している。
ドンパチである。
アメリカ人には勝てる気がしない。
とはいえ、レイ・ハリーハウゼンによる特撮は素晴らしい!
海上シーンもド迫力。
巨大生物は巨大であるというだけで基本、普通の生き物なので愛らしい。
1961年当時、どうやって撮ったのかと想像も膨らんだ。
が、脚本ストーリーがムニャムニャなので、ちょっと眠たくなってきてしまい。
巨大生物の登場で目覚めるパターン。
何しろ、孤島生活に必要なものが次々に手に入る。
キャンプ気分。
サイ・エンドフィールド監督が作り出す、この緊張感の無さはどうだ。
ご多分に漏れず、今作の原作者ジュール・ヴェルヌにハマったことがあり。
ノーチラス号の内装には、少々興奮。
傑作『カールじいさんの空飛ぶ家』は今作をモチーフにしているというのも納得。
ああ、だから気球か!
ネモ船長の出で立ちに、漫画『ワンピース』も思い出したり。
ただ、思ったようなパニックとは違い。
徹頭徹尾、ポジティブ。
開拓民の血だろう、孤島をどんどん自分快適空間に改良していく人々。
アメリカ人のこの明朗さには、チビる。
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