エンジン覚え書き①(シャリィエンジンOH) | きた@のブログ

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えぇ~と お久しぶりの書きコです。

 

少し前に依頼のあったエンジンOHの覚え書きです。

 

半年くらい前にエンジンの調子悪いのとオイル漏れして

 

バルブとピストンが当たっていて、少し修理したCPの

 

ボアアップエンジン。

 

今度は、、、

 

発進時に白煙出てるのと、カウンターシャフトの摩耗で交換です。

 

 

バルブの曲がりは無かったと思うけど、エンジン始動時と

 

発進時に白煙出てる症状なので、バルブステムシールと

 

ピストンリング(オイルリングが怪しい)を交換するのと、Fスプロケ

 

をオフセットをシャフト延長しているせいで、シャフトの

 

スプラインが摩耗してるので交換です。

 

 

ここからは主に画像で。

 

オイル抜いた時のゴミはほとんど出なかったです。

 

 

オイルクーラーなど全部抜いても600ccちょっとで、

100ccほど少ない状況でした。

 

 

今回、ガスケット類は再利用なので古い液ガスは丁寧に処理

しないといけないので、少し面倒です。

ピストンも燃焼室もカーボンが多めでした。

 

 

ピストンリングの1、2番はまだ使えます。

オイルリングは見た感じでは悪いかどうかわかりませんwww

 

 

シリンダーは縦傷が少しある。

クロスハッチはほとんど消えてる。

ピストンスカート部(下側)は縦傷が少し。

修正でなんとかなりそうです。

 

 

クランクはスラスト方向のクリアランスが大きめで、シム調整

か、ベアリング打ち替えした方が良いレベルですが、今回はこのまま様子を見る事にします。

 

 

カウンターシャフト側の左ベアリングゆるいので抜けてきました。

少し錆もあったので、追加で交換しときます。

(ポンチ固定跡があるが、ケースの使用履歴がわからないし)

 

 

交換シャフトにギアを組み換え。

 

 

NTN 6203 ポンチ追加固定しておきました。

 

 

キックシャフトのポンチマークが無いので、それなりの

バネ圧ではめておきました。

(キックの戻りが悪かったりはしない程度に)

 

 

武川のスペクラのシャフトの中に入るステン板のストッパーの

固定用の爪が折れたので、取付できる位置で爪を作っておいた。

(次回OH時は新品に交換部品です)

クラッチが全体的に”ガチっ”としてないので、、、、

全体的にスラスト側クリアランス!?多め?

あちこちシム調整したい感じのエンジンなのが気になる。

回転に依っては微振動が出るのではないかな!?

 

 

腰下終わって。。。

 

 

まだ画像が貼れるかがわからないので、

 

ここで一旦、パート1の終わりwww。